八大教材教本 訓読

八大教材教本は、人類へ恵与された神聖なる御言であり、真のお父様がその畢生の掉尾まで精選された遺言書です。

天聖経 5-2

八大教材教本 天聖経(2012年版)p1275-1310

【天啓の御言】(5-2)

 


「神の日」を設定することにより、ハナニムが初めて地上で干渉し、主管できる基盤となりました。それで1968年から国家的な家庭対家庭、宗族対宗族の対決時代へと超えたのです。それで皆さんに、1970年に777家庭まで、みな3年路程の命令をしたのです。この3年路程とは何でしょうか。全世界の家庭が韓国に来て、韓国の家庭と一つになり、国家と世界的版図を広げる条件を立てる期間です。このような基盤が築かれることによって、先生は1970年から、71年、72年まで3年路程蕩減とうげん家庭基盤を中心とし、宗族基盤を中心として活動したのです。
そのために36家庭、72家庭、120家庭、430家庭、777家庭まで、それまで祝福を受けた家庭が子女を生み、生活基盤を築くために準備をしたものを、一時にすべて崩してしまったのです。みな別々に南へ、北へと行きました。言い換えれば、家庭を祭物にして、その国の宗族と民族を救うための全国的な3年蕩減路程を通過したのです。
(143-180, 1986.3.18)
その次は、攻撃戦です。その次からは、韓国を中心として攻撃戦です。そして祝福家庭がみな動員されて3年路程を歩みました。あの時、777家庭まで動員したでしょう。777家庭まで動員されてみな、息子、娘を捨てて国のために出ていきました。この国における受難のすべての溝を埋めるために、飢えながら、愛する息子、娘を、反対する親の住んでいる塀の向こうに、ねんねこにくるんでほうり、「国を生かしてくる」と泣き泣き旅立ったのが、ついきのうのことのようです。
(196-248, 1990.1.1)
皆さんも、そうではありませんか。1970年から3年間、777家庭まで動員されたでしょう。これは、世界的なことです。動員されて3年の間、苦労しなさいということでした。それは、民族を代表し、世界を代表した、いかなる家庭も統一教会の家庭にはかないません。統一教会の家庭のようにならなければならないというのです。3年の間、みなどんなに悪口を言ったでしょうか! 親が反対するので、子供をふろしきに包んで、夜に行って塀の向こうに置いてくるようなことをしたのです。なぜ、そうしたのかというのです。国を、自分の息子、娘よりも愛したという条件を立てなければならなかったからです。
そうするためには、子供を孤児院に入れなければなりませんでした。妻と離れ離れになりました。祝福して、「幸せになれ」と言うのではなく、みすぼらしい家庭用品で大変な生活をしていた者もみな、どたばたと送り出しました。それは何かといえば、数多くの姓氏、統一教会で祝福を受けた姓氏が代表となり、国に行って宗族圏を蕩減復帰したのです。


それで挙国的に反対しましたが、結局は「金日成キムイルソンを防ぎ、国を救おうとするなら統一教会の人たちのようにならなければならない」と言うくらいになったというのです。「子供と妻を捨てて国を救うために、こうしなければならない」という教材になったのです。3年になるころには、最初に反対していた人たちが歓迎し始めました。そのように歓迎するのが、カイン・アベルの復帰なのです。
(198-328, 1990.2.11)
777家庭まで全部、動員しました。家も捨て、子供も孤児同様になり、出動命令によって出動したのです。これが、世界に行くための国家的総清算をする蕩減の期間でした。3年路程を中心として分別期間を立てずしては解決できなかったので、家庭を中心として金日成を防ぐ立場で大韓民国に対する忠節の道理、忠臣の道理を果たさなければならなかったのです。祝福家庭が、愛国者の模範家庭として行動しなければならない時だったのです。
(264-61, 1994.10.9)
1970年代に、私たちの大移動が起こりました。そして、全世界から10ヵ国以上の祝福家庭を韓国に呼び寄せて、カナン復帰をするのです。韓国に呼び寄せて、みなここで一つにまとめるのです。これが777家庭の祝福だということを皆さんは知らなければなりません。それを1970年に行いました。そのような基盤を築いて、世界圏で、統一宗族が国家を代表して10ヵ国から参加しました。蘇生、長成、完成の9数を超えた10数は、ハナニムの数です。10数は12数に該当するものです。ですから10ヵ国は、いずれにせよ連結しなければならないものです。
(69-237, 1974.1.1)
先生の聖婚式をしたのちに、12弟子、それから36家庭、そして70門徒のような72家庭です。イエス様に70門徒がいたでしょう。次には120門徒と同じように124家庭、430家庭、そして777家庭、こうして蕩減復帰をして世界的に発展していくのです。こうして統一の運勢は、既に世界的基盤をもって今後、登場するようになるのです。だんだんと現れるのです。これが原理です。
そうして統一教会の女性は、少なくとも金日成が暮らした以上の立場で暮らさなければなりません。そうできなければ、天国に行くことができません。将来、統一教会を信じる人は、みな北朝鮮金日成が暮らした以上の立場で暮らす時が来るでしょう。皆さん、世界的に、将来は777家庭といえば、その国で軍楽隊をもって一人しかいない貴賓として取り扱われ、その国の役人を集めて、侍られる時が来るのです。
(58-70, 1972.6.6)
今まで、どんなに複雑だったでしょうか。信仰の子女を3人立てなければなりませんでした。777家庭まで信仰の子女を絶対に主張してきました。ところが777家庭以降は主張しませんでした。これは、天使世界においてアダム圏の半分を超えたということです。信仰の子女は、3天使世界を復帰するということです。


「父母様の出現の前には、先生もイエス様の名で祈祷する」と言って、父母様の名で祈祷しませんでした。ところが祝福してからは、真の父母の名で祈祷するようになったのです。
(288-28, 1997.10.31)
父母様を中心として3家庭、その次には36家庭、その次には72家庭、124家庭、430家庭、777家庭、1800家庭です。これが7数です。7数。ここから3段階が残ります。これが3数です。これは、いつでも分別数です。なぜ3数でしょうか。直線上には調和がありません。3数を通して、ここで面積ができ始めるのです。3数を並べると、直線で戻ってくる道がありません。これが3点からでは、戻ることができるのです。それで3段階では帰っていくのです。上がれば、必ず戻るようになっています。
(288-28, 1997.10.31)
韓国のすべての宗氏そうしが、天国に行ける門をみな開きました。これを邪魔してはいけないのです。ハナニムの愛を中心として普遍的な愛が全体的な愛である以上、門を閉めておくことができないのです。みんな開けておかなければなりません。このようにして行くのです。そこから拡大するのです。430家庭、その次は777家庭です。これは世界の舞台に立つのです。国家の舞台を越えて世界の舞台に行くのです。そうして6000双は、人類の代わりです。その次が6700双です。サタン世界を、7数を中心として霊界まで解放圏を立てるためのものなのです。
(291-293, 1998.3.18)
先生がまず強調するのは、天使長復帰です。信仰の3人の子女をもたなければならないのです。それを777家庭まで強調しました。1800双からは、その次に超えていくのです。世界的な版図、世界の家庭を代表的に祝福できる時になったので、1800双からこれを強調しなくてもよくなりました。1800双は7番目です。7数を超えるのです。8番目は6000双、6700双が9番目です。3万双が水平になるのです。水平になれば、水が回ることができるのです。分かりましたか。
(288-228, 1997.11.28)
祝福をしたというのは、父母を中心として、この地上に天的血族圏が生じたということです。サタン世界がいくら反対しても、その血族圏には数多くの宗族が入っているのです。韓国を中心として、様々な宗族が入っているというのです。その門を開けているのが430家庭の祝福から777家庭の祝福です。そうして、すべて世界的に連結していくのです。
(164-165, 1987.5.14)
18数は、サタン世界の完成数です。また4の4倍である16も、サタン世界の理想数です。それで韓国動乱の時、国連の16ヵ国が参加し、オリンピック大会も160ヵ国が参加したのです。韓国、北朝鮮の国連加入も160番目、161番目です。それが世界的な版図です。
(251-255, 1993.10.31)


サタンは堕落する時、家庭を中心として堕落したので、ハナニムの主管圏に家庭をつなげて超国家的な運動を展開してきたのです。777家庭、その次に1800家庭、1800家庭が最後です。サタン数である6数の3倍、蘇生、長成、完成をして18数です。サタン世界で、1800家庭を先生がもったということは、宗族圏を超えることになります。その国家基準に連結された勝利基準は、世界に連結される道の始まりです。その1800家庭は、サタンの主管圏にある600数の3倍です。それを基準として家庭を立てて、サタン圏の家庭を蕩減する基準になるのが1800家庭です。
6000家庭は、全世界の縦的なキリスト教徒と一般の人、縦的なキリスト教徒と横的なカイン世界のようなものです。6000家庭を先生が連結するようにしたのは、サタン世界が家庭的に攻撃する時代は既に過ぎたということを意味します。そのように展開するのです。そこから、先生が世界的に進んでいく路程が始まるのです。霊的な長成基準を国家基準において成すのです。
世界的な基準においては霊的なキリスト教が世界的な基盤になるので、世界的実体基準をキリスト教文化圏に連結するためにアメリカに行って、全国的に復興活動をしたのです。そして行く先々で歓迎を受けました。それを、国家基準を代表して韓国に連結しました。そのように勝利して帰ってきました。
(190-275, 1989.6.19)
祝福家庭は、国際合同結婚式が伝統です。1800まで国際結婚を重要視したでしょう。18は6数の3倍数です。3×6=18、それで1800家庭というのです。イエス様は120家庭で、再臨主は180家庭です。
180家庭と160家庭は、同じ数です。4数の倍数です。4×4=16、そして18は6数の3倍です。サタン数の完結数です。それで祝福家庭に「宗族の160家庭を祝福するように」と言ったのです。本来は180家庭なのですが、160家庭も同じと認めるのです。1家庭でも少ないほうを皆さんが望むので、160にしました。これからは180家庭です。7番目が1800家庭です。3家庭、36家庭、72家庭、124家庭、430家庭、777家庭、1800家庭までで、7数です。7数から、8数、9数、10数である帰一数に入るのです。10数は、祝福世界化時代へと超えていくのです。
(292-20, 1998.3.27)
これから先生は、解放です。兄、弟の立場で教えてあげ、ハナニムが愛する息子、娘の立場で教えてあげ、その次に夫の立場で、父の立場でしっかりと教えてあげたのです。先生がそれをすべて分別して教えてきたでしょう。36家庭、72家庭、124家庭、430家庭、777家庭、1800家庭、6000家庭、6500家庭まで、3回以上教育しました。3万家庭まで教育して、すべて終わったのです。
(235-124, 1992.8.29)


 

④ 蘇生的国際結婚 ‐ 3万家庭

今まで多くの祝福をしてきて、1992年には3万双の祝福がありました。なぜ3万双でしょうか。これは国際的です。1956年に父母を中心として世界的祝福ができる世界時代を失ったのですが、1992年、40年ぶりに世界的祝福の時代に入ったので、3万双の結婚が始まるのです。これは、世界的な時代の蘇生です。
(275-282, 1996.1.1)
1992年の3万双の祝福は、蘇生です。国際的な基準でした。人種や文化のすべてのものを否定するのです。結婚とは何でしょうか。アダム、エバの愛のためにつくったものが結婚でしょう。アダム、エバは、サタンを中心としてハナニムを否定しましたが、ハナニムを中心として、まことの父母を中心としてこれを肯定することにより蕩減復帰するのです。
(277-135, 1996.4.7)
自分勝手に結婚して、今まで反対してきたのが親でした。ですから統一教会で、祝福圏を親にも立ててあげるのです。サタン世界を共に祝福してあげなければなりません。ですから3万双の祝福の時は、1週間の修練を受けた人までみな祝福してあげたのです。このように超えていくのです。今の世界的な時代には3万双、36万双、そして若い青年たちが360万双の結婚をし得る時が来るかもしれません。今の青少年たちがぼろぼろの版図を構成したのは、アダム家庭から始まったものです。
エス様も結婚できずに死んだのです。愛の関係のためにです。今までそのような版図が広がっていたのです。完成時代において父母様がしなければならないのは、直系の子女、青少年を中心として結婚をさせることなので、これから既成家庭の祝福は先生が手をつけなくてもいいのです。
(243-325, 1993.1.28)
家庭を重要視するので、昨年3万双を結婚させたのです。これは世界的な爆弾です。3万双の結婚を考えてみてください。親も息子、娘を自分勝手にできない世の中なのに、統一教会ムン先生が、131ヵ国の若者を連れてきて思いのままに結婚させるのです。これ以上の奇跡があるでしょうか。また、これ以上の世界的な事件があるでしょうか。
(243-214, 1993.1.10)
1992年4月10日を中心として、イスラームイスラム教)を信じる人たちをはじめとした8ヵ国を祝福することによって、ムスリムイスラム教徒)までも統一する条件を立てました。知らなかったでしょう。その祝福の場に参加しなかった人はいないのです。ムスリムも祝福に参加しました。3万双を祝福したのは世界的な祝福だいうのです。
中国人、韓国人、北朝鮮の若者が、それにかれて入ってきました。共産主義から転換して入ってきて、祝福を受けた人もいるのです。全世界的にカバーしたというのです。


131ヵ国の若い男女を捕まえて写真でマッチングをして、3万双の結婚式をしたのですが、それにすべて従うという気の狂ったような人が、この世のどこにいるのかというのです。そのようなことをしたのは、先生しかいないのです。レバレンド・ムーンは、気が狂っているのではありません。能力があまりにも多すぎるので、そのようなことをしているのではありませんか。
(243-247, 1993.1.17)
これから家庭堂には、個人は加わることができません。家庭で加わらなければなりません。そうして、すべて祝福を受けなければなりません。それは簡単でしょうか、難しいでしょうか。ですから宗族的メシヤを配置するのです。皆さんが故郷に帰って宗族的メシヤとして基準さえ立てれば、一族がみな一度に押し寄せてくるのです。
3万双の祝福を受けた人がみな故郷に入り、12双ずつでも伝道すれば、3年以内に36万双の祝福が可能になるのです。そのような環境をつくっておいたのです。考えてみてください。歴史的に3万双まで結婚させた人が、この世で先生以外に誰がいるでしょうか。これからは、360万双までもしてあげようというのです。
そのためには、1日に1万双ずつしても1年はかかるのです。それで私が霊界に行って、「お父様、人種差別とかすべての複雑な文化圏をかき混ぜて、あなたが喜ぶ統一世界にしてきました」と言うとき、ハナニムが「ははは・・・」とお笑いになるのです。立派な統一教会の若い青年にも、それが可能な時代圏内に入ったのです。
(241-137, 1992.12.20)
131ヵ国で3万双が相手の写真を見ただけで結婚をしました。それは、歴史的な事件です。これをローマ法王ができるでしょうか。アメリカの大統領ができるでしょうか。先生が望んだのではなくて、皆さんが望んだのです。「どうか先生がしてください!」と言ったのです。では、皆さん! 今回、カップルを結んであげたのですが、お似合いですか、似合いませんか。写真を見てやったということを世界がみんな知っているのです。統一教会員たちは、賢いので先生にお願いするのです。これからは、先生がしないようにしようと思います。
そうすれば泣く人が多いでしょう。「早く受ければよかった・・・」と言うでしょう。そのような力がどこから出るのでしょうか。人を見れば分かるのです。そのような何かがあるので、統一教会の教祖もするのです。教祖をするのが簡単でしょうか。歴史始まって以来、迫害を最もたくさん受けた人がレバレンド・ムーンではないでしょうか。クイズにも出るでしょう。「歴史上で迫害を最もたくさん受けた宗教指導者は、誰でしょうか」と言えば、「レバレンド・ムーン!」と答えるのではありませんか。
(235-249, 1992.9.20)
将来、人々がなだれ込んできて、皆さんが逃げなければならない時が来るのです。また誰に説明を聞いたのかという時に、祝福を受けた家庭の中で、最も高い家庭に説明を聞いたというのが誇りになる時が来るのです。「3万双の祝福を受けた人に聞きました」と言うのと、「6000双の祝福を受けた人に聞きました」と言うのでは、どちらのほうにより価値があるでしょうか。ですから統一教会で長くなった人たちは、祝福について解説して回るだけでも歓迎を受けるのです。
(235-165, 1992.8.29)


世界の若者たちによる3万双が、一つ所に集まって結婚したという事実は、宇宙史的な慶事です。それは宮殿で、ある王を中心として、「王子、王女が結婚をする」と言って一国が祝うよりももっと素晴らしいことなのです。世界的な次元だというのです。これが世界的な事件として続き、1次、2次、3次まで発展すれば、その次からは大きなことが起こるのです。
(234-281, 1992.8.27)
今回、3万双をすべて公開してしまうのです。40日の教育だけで祝福を受けて結婚したのちに、二人とも、3年路程に行かなければなりません。何の条件もない人にも恵沢を与えるのです。ですから、皆さんが、「祝福を受けた家庭は、こうなのだなあ!」と近所の人が慕い、うらやましく思うような伝統を立てるのです。そうして、新しい祝福を受けた人が皆さんの家庭に入ってきて、12支派のように一つにならなければなりません。
そして先生を中心とした環境のように、「あの家に行って御飯を一度食べてみたいなあ!」という環境にならなければなりません。愛の道理に従ってハナニムが投入して忘れたような実践路程の主体者になる時は、その環境は、荒地になろうとしてもなれないのです。民族の結合した喊声かんせいと南北統一を願う声が天地に響くのです。遠からず南北開放の日に、歓喜の声とともに、統一教会の人たちが万歳三唱を叫ぶ日が来るでしょう。
(215-107, 1991.2.6)

 

⑤ 長成的国際結婚 ‐ 36万家庭

このごろ統一教会が、2、3年の間に世界の水準に上がったのを知っていますか。では何をして、さっと上がったのでしょうか。お金を稼いで、さっと上がったのでしょうか。伝道をたくさんして、上がったのでしょうか。祝福です。36万双の祝福は、いつですか。1995年です。3万双は、1992年です。1992年から1995年、3年目に36万双です。その次は360万双です。「3万双から36万双をする」と言った時、誰が信じましたか。36万双の時、そうでした。36万双をして360万双をするまで、3年かかりませんでした。2年半でやり遂げました。2年半もかかりませんでした。これをしようとした時、360万双になると信じた人は一人もいませんでした。
ハナニムはどうだったか分かりませんが、先生も信じられるか信じられないかでした。考えてみてください。この1本の指と10本の指は違うでしょうか、同じでしょうか。峠はいくつでしょうか。10の峠があるのです。私が3年間、ジャルジンに行って仕事をしながら、二世の時代を宣布しました。宣布した内容とは、絶対信仰です。これからは信じまいとしても信じざるを得なくなるのです。
(291-152, 1998.3.11)
3万双から36万双になるという時、それを信じなかった人は損をしたのです。不合格者の烙印らくいんを押されたのです。また、36万双が360万双になるという時、それも信じることができなかったのです。そしてまた今、「360万双から5月の末までに3600万双をするように」と言い、また1億2000万双までやろうとしているのです。そのようなことを言う人たちは、正常な人たちでしょうか、気の狂った人たちでしょうか。
(291-152, 1998.3.11)


360万双の結婚、これは蘇生そせい・長成・完成における完成です。3万双から36万双を経て、完成の段階に至ったのです。これを水位で例えれば、海は6時間かけて満ち、12時間に1回ずつ引いていくので、6時間先に押し寄せた潮水も、6時間後に押し寄せる潮水も、同じ水位に立つのです。先に入ってきたものを押し寄せて入ってくれば、むしろ新しく入ってきたものが先になることもあるのです。ですから平準化時代に入ったのです。
(282-181, 1997.3.12)
オモニが現れたその年を中心として3万双の祝福をしました。これは国際的な祝福です。初めて父母が出てきて、対等な価値でこれを全世界国家に植えるための蘇生的国際結婚式が行われました。次の長成的な国際結婚式が36万双です。次の360万双は完成です。3万双の時から、すべての宗教と、すべての根本民族は、誰でも祝福を受け得る道が開かれました。36万双で本格的な長成時代を経て、この360万双は、信者でなくてもみな対等な立場で相続できるようになりました。
(280-215, 1997.1.1)
これからは、国が一度に丸ごと入ってくる所がたくさん出てくるでしょう。今までは、伝道するのが大変だったでしょう。今の宗族時代を超えると、これから国が入ってきます。大統領とその国さえ認めれば、360万双も行うことができるのです。
先生が金日成キムイルソンの肩を軽くたたきながら、「北朝鮮の青年男女を中心として36万双の結婚式をしましょう!」と言って、そのようにすれば、南北統一が成されるでしょうか、成されないでしょうか。そうして北朝鮮の36万の男性と韓国の36万の女性を混ぜれば統一されるでしょうか、されないでしょうか。日本人も韓国人と交叉こうさ結婚をしたのですから、韓国と北朝鮮も交叉結婚ができるというのは論理的でしょう。金日成が男性なら、男性と女性を組み合わせることに反対できないようになっているのです。簡単なことです。
(240-205, 1992.12.13)
初めは、結婚して7年間、聖別をしました。7年間を通過しなければなりません。蕩減とうげんの塔を見ると、このように高く長いのですが、だんだんと近づいてくるでしょう。ここが頂上になっているのです。36万双とか3億6000万双は、36数です。蕩減条件を中心として歴史が、このように何百年も早められて今に至っているのです。36家庭のような360万、3600万、3億6000万、このように前進してきました。かえって昔の人はみな年老いて、心情的に世界的な活動をする手本になっていないのです。


祝福を受けた日本の人は、本当に祝福の価値を知った時には、あまりぼーっとした人はいないので、そのまま100パーセント飛躍的発展ができるのです。そのような意味で平等なのです。なぜ3万双から、36万双、360万双、3600万双、3億6000万双をするのでしょうか。3万双の時が分別式です。3数を中心として、世界レベルでサタンとハナニムとの世界的祝福圏に対する分別式をしたのです。
(291-230, 1998.3.13)
まことの父母といえば、既にレバレンド・ムーンだということを知っているのです。それはどれほどすごいことでしょうか。真の父母といえばレバレンド・ムーンなのですが、それ以上の名称はないのです。それ以上教えることがありません。今から40年前には、再臨論を教えるためには聖書の66巻を広げて話をしましたが、今は再臨論の講義をする必要もありません。「レバレンド・ムーンを知っていますか」と言えば、「その方は36万双の結婚式をした人で、これから360万双を結婚させる人だ」と答えるのです。「その人は人ですか、メシヤですか」と聞けば、「メシヤ」というのが正解であって、「人」というのは合っていないと言うのです。分かりましたか。
(275-66, 1995.11.3)
統一教会ムン先生が真の父母の立場で結婚式をして、全世界に宗族的メシヤとしての数十万双を配置できる時になりました。36万双を配置する時代が来たので、その一族は滅びるはずがないのです。それで家庭を中心に、ザカリヤ家庭とヨセフ家庭が一つになれなかったことによって、成せなかったイエス様の理想を、すべて成し得るようになったのです。
これからは新郎の家、そして新婦の家を一つにすれば終わるのです。それがカイン、アベルです。新郎にも一族がいるでしょう。夫にも夫の家の一族がいるでしょうし、妻にも妻の一族がいるでしょう。ここに婿や嫁になってすべてを一つに結んで160家庭さえ一つになる日には、一族圏内でサタンが活動する舞台はなくなるのです。
(274-169, 1995.10.29)
根本の根が間違ってしまったので、根をひっくり返さなければなりません。それで根を探す運動という言葉も今、出てきているのです。偽りの父母によって結婚式を間違え、根本をひっくり返したので、真の父母が来て世界的な結婚式をしなければならないというのが理論的な論理です。それで36万双の祝福結婚式、そして360万双の結婚式をするのです。360万双の結婚式ができるでしょうか、できないでしょうか。できるかどうか見てみましょう。もう既に決まっているのです。できるようになっているのです。
(273-247, 1995.10.29)
3万双の結婚式をしてすぐ、「3年後に36万双を結婚させる」と言ったときに、誰が信じたでしょうか。ハナニムとレバレンド・ムーンしか知りませんでした。5ヵ月でそれをやり遂げました。これから360万双は、問題にもなりません。インドという国のヒンズー教徒だけでも1億を超えるし、パキスタンムスリムイスラム教徒)が7000万を超えます。彼らがみな自分の国だけで360万双をするというのです。アメリカは、お使いでもしていなさいというのです。「アメリカ、ペっペっペっ!」、このようにしています。問題が大きいというのです。
(272-161, 1995.10.1)


邪悪な性問題の解放を主張する混乱した世界を、ほうっておいてはいけないのです。ハナニムが制裁を加えるのです。エイズという病気は罰です。罪を犯したので、罰を受けなければなりません。この罰で死んではならないのです。これを防御しなければならないので、先生が仕方なく世界的な大家庭編成をするのです。360万双を結婚させる時には、結婚する人たちが統一教会の結婚観を知ってから結婚するでしょうか、そうでないでしょうか。これから問題になります。
36万双をやっても今、問題です。小学校の先生に、「先生、私たちは11歳、12歳になったのですが、いずれは結婚するので、聞きたいのです。統一教会で結婚することを既成教会では『異端だ、悪い、悪魔だ』と言うのですが、統一教会の36万双は、国境を越えて地の果てから来た人同士が、みな面会もせずに、写真で結婚したのに幸せそうに暮らしています。
うちの近所には、結婚をして暮らしても、1週間もたたずに壊れた家庭があります。統一教会の結婚式は、正しいと思いますか」と質問されたら、どう答えますか。そういう時が目前に来ています。
(273-252, 1995.10.29)
私たちが36万双の祝福を果たしたので、360万双を3年後にして、また3年後に3600万双が祝福を受けるとすれば、世界に統一教会カップルのいない所がなくなるでしょう。どこでも祝福家庭がいるのです。
そうなれば強力な力をもつようになるのです。その国では、どの村でも境界線がなくなるのです。すべての所が連結されているので、何の問題もないのです。座ったまま電話で、世界の360ヵ国の友達をつくりながら暮らすのです。
(272-138, 1995.10.1)
3万双、36万双、そして360万双を超える時代、そのような世界的な基準の解放圏を今日に至って造成しながら万歳を叫び始めたのです。今日まで先生の生活は、悲惨でした。天下が喜び得るその日を迎えるために、歯を食いしばって死の道を歩んできました。4000年の歴史を400年で復帰しなければなりませんが、400年生きることができないので、一生涯の40年以内に生涯を懸けて成さなければならないということが、先生としてどんなに深刻だったか考えてみてください。
(289-81, 1997.12.30)
世界の真の父母圏の基盤を備えるために、世界的なこの運動をしています。そして今、祝福も3万双から36万双、そして360万双をしています。蘇生・長成段階を超えたのです。長成段階を超えたというのは、国家的基準を超えたということです。
エス様が失敗したイスラエル圏、国家を失ったのを復帰できる時が来たので、このような観点で見ると、先生を中心とした家庭と宗族と民族と国家を探し出して、入っていかなければならない時が来たことが分かります。ですから王権時代へと超えていくのです。
(277-287, 1996.4.19)


 

⑥ 完成的国際結婚 ‐ 360万家庭

世界的な拡大は、祝福家庭を中心として行うのです。3万双から36万双、360万双を中心として家庭的な世界版図が形成されることによって、神の個人よりも神の家庭が行くにあたり、まことの父母の家庭が行くにあたり、縦横を経なくてもハナニムがこの地上に留まることのできる時代圏を迎えました。それで「天地父母天宙安息圏」を宣布しました。それで蘇生、長成、完成を経て、世界の統一家庭が動くときに障害物がなく、歓迎を受け得る時代になったのです。ハナニムがどこででも休める時代になったのです。
それで、この宣布式をしたのです。したがって今回、天の安息圏を宣布したので、世界的な3万双、36万双、360万双を中心として3600万双、3億6000万双を祝福するのです。これら(3600万双、3億6000万双)は、下りていくので簡単です。3億6000万双が分水嶺ぶんすいれいになったので、この峠を越えることによって、世界の全人類は一つの家庭になるのです。
アダム家庭で始めたものを失ったので、それを取り戻すために、国家でこれを成そうとし、世界で成そうとしたので、先生を中心として家庭で勝利、国で勝利、世界の版図で勝利したすべてのものを中心として、初めて全人類が解放圏に入れるのです。
(287-108, 1997.9.19)
3億6000万双の祝福が終われば、どうなるでしょうか。360万双の祝福は、祝福において最高の山場です。山でいえば、エベレスト山のようなものです。今これを越えるのです。これが最も難しい峠です。それを越えて3万双が蘇生であり、36万双の長成、360万双の完成を成して3600万双へと進みます。全部、36数なのですが、3万双が出てきました。なぜ3数でしょうか。3数というのは過程的な数です。いつでも転換の時期には3面を広げていくのです。
ですから3万6000双ではなくて3万双なのです。3数がいつも分別期間になっているので、3万双を中心として、36万双、360万双と、頂上に上るのです。それが最も難しいのです。これを全世界が注目しています。
すべての宗教圏で「統一教会が36万双を結婚させ、360万双を結婚させるそうだ。36万双は簡単だったけれど360万双はできるだろうか」と言うのです。1年8ヵ月でしょうか、何ヵ月でしょうか。それを誰も信じませんでした。しかし360万双を、7月15日を期して超えました。きょうまでで、2500万双を超えたのです。きのうまででしょうか、おとといまででしょうか。2457万人、四捨五入すると、2500万を超えたのです。
(288-16, 1997.10.31)


360万双をすべてして、世界最後の峠を越えていくのですが、国連、これを国家メシヤを中心として越えていかなければなりません。360万双の祝福を勝利するようになるときには、各国の国家メシヤたちがその国の閣僚を動かせる基盤となるので、国連にいる大使を中心としてするのです。国連が必要なことは、まことの父母の設定と女性国連を加入させ、青年国連を加入させることです。それで父母とカイン、アベル、女性国連と青年国連、学生国連が加入すれば、統一天下の世界が展開するというのです。
(282-36, 1997.2.16)
すべての堕落した子孫の最高の願いは、「どうしたら先生の血統圏につながるか」ということです。それで、親戚しんせき関係を結ぶのが最高の希望です。先生の子女は、何人でしょうか。孫たちは、どれくらいいるでしょうか。息子、娘が、孫をどれくらい欲しいかと聞いているのです。一人ずつ生みますか。みんな、少なくても1ダースを超えなければなりません。
大勢の人たちが待っているのです。黒人、白人、黄色人種、みんなが待っています。そのような希望をもっている世界的な大氏族になるのです。多くの血統圏につながることができます。360万双ではつながらない所がありません。至る所に、必ず1双ずつは、いるのです。
(283-108, 1997.4.8)
今日、統一教会は、真の父母の家庭を中心として下ってきた内容を宗族で蕩減とうげんして、上がってきました。そして水平線に上がって世界化の祝福時代、1952年から1992年までの40年を過ぎて、1992年から国際的な祝福時代へと超えたのです。
祝福が国際時代へと超えたのです。縦的基準に入って、そこから水平的な国際時代に入るのです。縦的基準に入って、そこから水平的な国際時代に入って、1995年に36万双を祝福し、その次には1998年6月13日に4000万双の祝福をしたのです。これが世界時代において3万双、36万双、360万双です。この360万双が峠です。ここから全世界水平時代に入るのです。
(298-190, 1990.1.2)
条件に引っ掛からないように、完全な作戦のためのすべての責任を完遂しなければ、完成することはできません。延長し、また延長した先生の最後の方便であり対策が、正に360万双、3600万双、3億6000万双です。この最後の段階で責任を完遂したという条件を立てて、万民解放を成すのが先生の責任であり、先生の思想です。先生が行く道です。何の条件も果たし得ない自分自身であることを自覚しながら、ということです。
(289-64, 1997.12.30)


12の峠を越えていくのです。12の峠を迎えて世界に越えていき、天下は、その世界の懐に抱かれるようになっているのです。祝福家庭の懐に抱かれる時が来るのです。ですから8月以前に360万双を終えたときには、3600万双は1年以内で終えるのです。3600万双の祝福が終わったなら、また1年以内の3億6000万双は問題ありません。その次には36億をするのですが、36億双になる72億の人が地球上にはいないのです。人類は60億しかいないのです。それを何度かすれば終わってしまいます。このようにすれば、2000年までに世界は、行き場もなく家庭版図に収まらなければ、生きていく場所がなくなるのです。
(283-301, 1997.4.13)
家庭を中心として世界の基準を超えなければなりません。それで統一教会は、その日を実現させるために合同結婚式をしたのです。36家庭から10数を中心として3万双、その次には36万双、360万双まで頂上の峠を越えるのです。分水嶺を越えるのです。ここまでが大変なのであって、これからは世界祝福の門をすべて開けるのです。360万双、絶頂の横的基準が立つことによって、この縦的な基準も比例的に高まるのです。
それによって地上で全世界の宗族、民族、国家を超えて祝福を受けたのと同様に、天上世界、天使長圏世界までみな祝福を受けるのです。
(286-167, 1997.8.9)
360万双の祝福が終わっても、おしまいではありません。町ごとに(祝福家庭が)いるので旗を立てて、すべて祝福しなさいというのです。そうしなければなりません。旗を立てて祝福するのです。サタン世界の地獄の民が、天国の民に加入することができ、真の父母の血族をすべて相続するのです。そうなれば、すべてがするようになっています。旗を立て、祝福を受けた人が、町内で一人残らず祝福をしてあげるのです。
(285-310, 1997.6.29)
1997年8月9日までに360万双の祝福が終わったら、先生が77歳の7月7日7時7分7秒のその日に3600万双の祝福を宣布するのです。誰でも祝福を受けるのです。解放です。「3600万双を祝福する」と言えば、霊界が下りてきて強制的に打って、祝福を受けるように引っ張っていく時が来るのです。
(285-240, 1997.6.5)
今まで宗教は個人の救いを語ってきましたが、これはどんなに簡単でしょうか。家庭の救いと、国家の救いと、世界の救いと、天宙の救いです。国家救援から、今は世界救援に超えていく時なので―360万双といえば世界的です―霊界の先祖たちを祝福することができるのです。
霊界や肉界や地上で、家庭生活を真の父母と暮らした人が入るところが、天上・地上天国であり、天上・地上天国の民になるのです。ですから霊界に行っている先祖たちを解放させるために、不可避的に宗親そうしん連合をつくらなければならなかった事実を知らなければなりません。このために必死に努力しなければなりません。


それが遅れれば遅れるほど先祖が「ドンドンドン」と足踏みしながら、「こいつ、なぜこのように遅いのか」と言うのです。「早く、早く」と言って、解放されようとするので、天使長圏の解放が起こるのです。地上で天使長圏を祝福してあげたので、天上世界で祝福をしてあげなければなりません。それで興進フンヂン君と大母様テモニムが、「360万双祝福!」と言えば、直ちに先生が霊界で祝福できることを付与するのです。
(284-164, 1997.4.16)
レバレンド・ムーンの公式的な名前、ハナニムが制定した名前が「真の父母」です。このようなものを、8段階に上がっていくのを平面的にしたのです。蕩減法のとおり、心のままに、世界的な家庭を編成したのです。ここで360万双が祝福を受けるのです。
(280-77, 1996.11.1)
2次40年路程がこれまで短縮されてきました。このようになると、これからは自由結婚時代へと超えていくのです。父母が決めてあげれば、自由にするのです。これからは、先生が結婚を決めないのです。360万双の結婚のあとは、何人かだけ先生が祝福してあげるのです。そのようなすべての関係が完全にできているので、10代、聖婚式当時におけるオモニの年齢以上の人はみな、解放してあげるのです。それで19歳、18歳まで結婚させるのです。
(271-104, 1995.8.23)
祝福家庭を超国家的、超世界的、超民族的、超宗教的な水平線に置いてするのです。360万双を祝福すれば終わるのです。そうすれば世界は、家庭を訪ねていくために統一教会の教理を知らなければならなくなるのです。何の力で一人の人が360万双を、国境を越えて統一し得るのでしょうか。そのような力をもったという事実は、永遠に歴史の誇りとなる事件です。それで、はとのように小さな一双が結婚することが問題でしょうか。そうして一族が心配し、ときの鳴く時のように母親がのどを詰まらせながら、結婚をどうするかと悩み、心配しながら眠れない、そのような環境から抜け出すことができるのです。
そして、小学校の先生がこれを知らなければなりません。「先生、360万双が結婚したのは事実ですか、うそですか」と聞いたとき、先生はどう答えるでしょうか。「うそだ」と言うでしょうか。そのような先生は、偽者になるのです。「その内容は何ですか」と聞かれた時に、説明できなければ落第です。
(272-229, 1995.10.5)
蕩減条件を先生が立てました。1週間以内に160家庭、1600家庭も祝福できる時代になりました。今回36万家庭で実ったでしょう。大韓民国の人に、「36万家庭を祝福し、72万人を結婚させたムン総裁は立派ですか、悪い人ですか」と聞けば、何と答えるでしょうか。もし「悪い人だ」と答えれば、「その悪い人のもとに、世界の大統領がいて、学者や博士が並び、優秀で立派な人たちが従っていますが、その人たちは皆、あなたよりも劣っているので祝福を受けたのですか」と問い詰めると何も言えないのです。3ひろ(1尋は約1.8メートル)の竿さおでかき混ぜても引っ掛かるところがありません。そのような時代になりました。
(273-170, 1995.10.22)


36万双が360万双になり、3600万双になり、3億6000万双、36億双へと広がっていく時、人類社会から初めてエイズが撲滅され、神人が一体化した純潔な真の愛の世界が実現されるのです。これは夢ではありません。ハナニムの地上天国建設の大歴史の中で、その実現は必至の事実です。人間の業ではなく、それはハナニムのなさる業だからです。
(271-99, 1995.8.23)


 

第3章 祝福家庭の摂理的意義

   

1) 36家庭

 

① 3家庭をまず祝福

1960年に先生の聖婚式を挙げる前に、36家庭の中の3家庭を婚約させて先生が聖婚式を行ってから、この3家庭を祝福しました。それは、イエス様を中心としたペテロ、ヨハネヤコブのように、先生を中心として3子女がハナニムの理想圏に立ったという条件を立てたのです。完全に分かれることができないという勝利基盤を立てたのです。
(55-164, 1972.5.7)
先生が最初にしたことが3家庭の祝福です。1960年に先生が聖婚式をする前に、この3家庭の基盤がなければ聖婚式はできないようになっていたのです。オモニを迎える時に、この人たちの相手をすべて決めておいて、先生が結婚式をまず行い、次に彼らも祝福してあげたのです。そのように原理の道を合わせてきたのです。
(89-243, 1976.12.1)
アダムの前に3大天使長、アダムの8人家族を編成しなければなりません。3大子女、信仰の息子、娘を立てることによって、結婚したら8人家族を編成し、3大天使長を連れて天の前に行かなければならないのです。それで統一教会ムン先生も、3人の息子、娘、36家庭を立て、36家庭の婚約式(約婚式)を行ってから結婚式をしたのです。すべてが原理的です。水も漏らさぬ組織編成をしてきたのです。アダムが家庭を失ったので、再び家庭を探し出さなければなりません。
(126-49, 1983.4.10)
先生を中心として見れば、縦的立場の子女たちがいて、子女を中心として見れば、横的な立場の兄弟がいますが、横的基盤で私たちの子供の中の代表としてアベルの位置に立ったのが誰かというと、興進フンヂンだったのです。2番目、2番目だというのです。私たちの統一教会で見れば、36家庭を立てるためにはイエス様の3弟子、天使長の家庭を代表した3数を解決しなければならないのです。その3数が決定されたので、アダム家庭、ノア家庭、ヤコブ家庭の型の36家庭が出てきたのです。
36家庭の代表となるこの3家庭の中で、最初の家庭が金元弼キムウォンピル家庭です。歴史は、誰でもその場に立てるようにはなっていません。これこれこのようなプログラムによる、様々な背景の内容が霊的な世界にできていなければ、長子の位置に立てることができないのです。そのような人が金元弼なのです。その次に2番目は誰かといえば、劉孝元ユヒョウォンです。そして3番目は、金榮輝キムヨンヒです。
(169-109, 1987.10.29)


3家庭を中心として12人を立てなければなりません。この12人は、歴史的使命を果たさなければなりませんが、12人だけでは駄目だというのです。過去の12人、現在の12人、未来の12人、36数を決定しなければならないのです。それで36家庭となるのです。アダム家庭からノア家庭まで10代、ノア家庭からヤコブ家庭までの10代、ヤコブ家庭の12人の子供、2000年歴史の先祖を連結できなかったのを、すべて圧縮したのが36家庭です。
(89-243, 1976.12.1)

 

② 36家庭を立てた意味

36家庭は、第1家庭、第2家庭、第3家庭で構成されています。第1家庭は、旧約時代を象徴していますが、それはハナニムの許可なしに結婚した立場です。第2家庭は、新約時代を象徴していますが、新約時代は、地上で初めてハナニムが選んでくれる結婚を願った時代です。しかし、イエス様が十字架で亡くなることによって失敗し、新婦は新郎がやって来ることだけを待った時代です。第3家庭は、成約時代を象徴しますが、成約時代は、完成の時代で、ハナニムの家庭の出発を願う時代です。
現在の摂理は、ヤコブが勝利した象徴的復帰摂理を経ています。したがって先生は、しもべの時代と養子圏時代を蕩減とうげん復帰して、ハナニムのまことの子女時代を成し遂げなければなりません。この3時代の路程を象徴的に復帰するのが36家庭です。
(御旨と世界-165, 55-165, 1972.5.7)
36家庭の中で、第1家庭は、既成家庭で旧約時代に該当し、イエス様の時代は、結婚を願ったけれども成せなかった時代で、第2家庭がそれを象徴します。第3家庭は、すべての苦難に勝って、勝利したヤコブのように、成約時代を象徴します。
特に36家庭は、先生を中心として1代に旧約時代、新約時代、成約時代を蕩減する勝利的基台となるのです。さらに、家庭勝利の完成で3時代を横的に1代で蕩減した歴史的意義をもつのが36家庭の祝福だというのです。
(55-165, 1972.5.17)
摂理史的に見れば36家庭の第1家庭は、アダム家庭を復帰した立場です。アダム家庭のカイン、アベルを含み、ノアまで12数でつながっているので、これを蕩減するために12家庭を立てたのです。第2家庭は、ノアからアブラハムを復帰したことを意味します。アブラハム家庭にサタンが侵犯することにより、イサクとヤコブに延長された12代を象徴します。ヤコブは、12人の子女を通じて歴史上初めて縦的な摂理を横的に蕩減復帰したので、36家庭において第3家庭がそれを象徴するのです。
ヤコブが成した個人的勝利の基台の上に出発した家庭は、旧約時代、新約時代、成約時代を象徴したものでもあります。
(55-165, 1972.5.7)


36家庭は、36代と同じです。36家庭は先祖なのです。ハナニムの復帰摂理の中で先祖が失敗したことを、すべて取り戻した型です。イエス様の時代の12弟子を代表した歴史的な過去、現在、すなわち旧約時代と新約時代を、すべて蕩減して取り戻した型が36家庭だというのです。言い換えれば、成約時代は、旧約と新約を完成しなければ出発できないのが原則なので、これをすべて清算するために36家庭を取り戻さなければならなかったのです。
(54-293, 1972.3.26)
先生が個人的な勝利の基盤の上に、横的な家庭的蕩減の基準を準備しなければならないので、36家庭を祝福するようになったのです。ノア家庭から勝利の基準を築いたでしょう。伝統的家庭の基準を中心として立てたのがノア家庭です。
その次にヤコブ家庭、第3家庭とは何でしょうか。これは清い青年男女たちです。ここから地上の基盤は、すべて蕩減復帰して完全なものを立てなければなりません。それでヤコブ家庭型の12家庭を中心として横的な四方向性が起こるのです。これが36家庭を中心として全体を代表した立場で基盤を築くようになります。それが12支派を中心として、3時代の12型です。ヤコブを中心として見れば、蘇生そせい、長成、完成の3時代です。これがすべて一つとならなければなりません。
(47-199, 1971.8.28)
36家庭は、歴史時代において復帰摂理の使命を担った時代の数多くの善なる先祖を代表した家庭です。その先祖が縦的に失敗したことを横的に実体復帰するために、先祖の復活体としての責任をもった、選ばれた家庭です。この36家庭は、36億の世界人類を代表しているということを皆さんは知らなければなりません。
(40-185, 1971.2.1)
世の中を見れば、家庭をもった既成家庭と家庭をもっていない人がいます。また、家庭をもっていない人の中にも二つの種類があります。一つは、自分勝手に男女関係を結んで失敗した者です。このように世界の人々を分ければ、3種類になるのです。自分勝手に結婚した人、その次に自分勝手に男女関係を結びながら家庭をもっていない人、今、そのような人が多いでしょう。その次には純潔な青年男女、このような内容でもつれ合っているのが世界人類です。世界人類を縦的に見れば3種類なのです。
言い換えれば、自分勝手に結婚した人、その次には、自分勝手に相対的関係を結んだけれども結婚できなかった人、すなわちイエス聖神聖霊)が今まで婚約段階にありながら新しい家庭を収拾する、そのような型の人がいます。その次は、純潔な青年男女がいるのです。このような型をすべて蕩減復帰するためには、縦的な歴史時代を代表して家庭的に収拾しておかなければならないので、それで36家庭が出てきたのです。
(58-183, 1972.6.11)


エス様が12弟子を取り戻し、アダム家庭からノア家庭、ヤコブ家庭までの3時代の代わりにしてみ旨を成そうとしたことを、蕩減復帰するために36家庭を立てたのです。このように連結してきたのです。このように先生は、どれ一つ取っても適当にやったことはありません。
(23-62, 1969.5.11)
再臨主は、アダム家庭の立場を蕩減復帰しなければなりません。したがってアダム、ノア、アブラハム型の家庭を取り戻して先祖に立てなければなりません。そのためには、まずアダム型の12家庭を取り戻し、ノア型の12家庭とアブラハム型の12家庭を取り戻して、縦的な先祖を立てなければなりません。
(22-215, 1969.2.6)
36家庭は、私たち人類歴史の先祖が復活したものです。その先祖が復活してどのようなことをするのでしょうか。地上世界の人間が6000年間縦的に繁殖したものが、横的に展開しているのですが、これをすべてつなぐようなものです。これが全体の縦的蕩減においては12代、代数では12です。地上でも、この12ですべて連結されました。地上でも、蘇生圏が既成家庭、長成圏は、愛の関係はもったが結婚式を挙げていない者、その次に完成圏は、清い青年男女です。
(122-97, 1982.11.1)
36家庭は、すべて12数です。アダムからノアまでは10代ですが、12数です。カイン、アベルで12数になりました。その次は、ノアからアブラハムまでが10代ですが、イサク、ヤコブを入れて12数です。こうしてヤコブの時になって初めて12数の基準を中心として、横的に展開することにより世の中に着陸したのと同じように、統一教会も、やはり36家庭が出てくるのです。
アダム家庭型、ノア家庭型、ヤコブ家庭型、これが第1家庭、第2家庭、第3家庭です。これを中心として歴史時代のすべてのもの、旧約時代と新約時代を経てきたすべてのものを成約時代に一つにつないできたのです。霊的世界を代表して、これらを連結させ、地上に先祖たちを一つにつないできたのです。それで36家庭は、みな先祖たちです。
(164-269, 1987.5.17)
36家庭とは、いったいどんな家庭でしょうか。36家庭の中で第1家庭は、自分勝手に結婚した者をすべて連れてきてハナニムの前に連結させたのです。その次に第2家庭は、愛を成し遂げられなかった、このような内容をもった人たちをすべて組み合わせたのです。そのまま単に、ペアを組んで祝福したのではないのです。それはなぜでしょうか。世界の人々を救うためです。その次に第3家庭は、清い青年男女たちです。既成家庭は、第1家庭の前に絶対服従しなければなりません。霊界に行けば分かるのです。その次に、第2家庭は、第3家庭に絶対服従しなければなりません。
今後、み旨が成し遂げられた時には、36家庭の中で誰が中心になるかといえば、第3家庭が中心になるのです。こういう話は、先生から初めて聞いたでしょう。では、再臨主が来られる所とはどこでしょうか。この既成家庭を訪ねてくるのではありません。自分勝手に愛の関係を結んだ人を訪ねてくるのではなく、清い青年男女を訪ねてくるのです。
(148-284, 1986.10.25)


先生が36家庭を組んであげなかったとすれば、皆さんは、天上世界に入っていって立つ場所がないのです。このようなことを知っていますか。ここでそれを拡大すれば、全世界がその範囲の中に入るのです。既成家庭を蘇生とするならば、長成は第2家庭です。それでこれをアダム家庭、ノア家庭、ヤコブ家庭、このようにいうことができます。ヤコブ時代となって初めて平面時代、横的に越えてきたのです。
12支派を中心として横的に越えていくのです。天上世界に行けば12の真珠門があり、12支派があるように、また地上世界に12ヵ月があるように、先生を中心とした12支派、これがすべて合わなければいけないのです。イエス様を中心として12弟子がいたように、先生を中心として36家庭がありますが、その中で12家庭の代表が清い青年男女たちです。これを中心として、その次は自分勝手に生きてきた人たち、その次は家庭をもった人たちです。この人たちが一つになったという条件を立てなければ、入っていく道がないというのです。
(148-284, 1986.10.25)
清い青年男女として先生から祝福を受けた家庭は、先生と連結できる基準が立てられています。それで今後、家庭的基台においての中心は、清い青年男女として祝福を受けた家庭です。このようなことを知り、皆さんが今後、家庭の秩序を立てていかなければなりません。36家庭を見るとき、第1家庭、第2家庭、第3家庭の中で、第3家庭が中心になるのです。
(31-284, 1970.6.4)
36家庭は、アダムからノアまで、ノアからアブラハムまで、アブラハムからヤコブまでを経て、12の子女を中心として、全体的な摂理の基盤を築かなければなりません。これは、過去の歴史を成し遂げようとするのではありません。先祖が失敗したことを現実において、横的に一度に蕩減復帰するためなのです。これを成すための闘いが36家庭を中心として起こるのです。先生がこの世の事情を知らずに、そのようなことを言っているのではありません。人間の事情よりもハナニムの事情がもっと哀れで、人間の意志よりはハナニムの意志がより大きいので、責任をもってこれを成そうとしたのです。
ハナニムが子女を失った歴史的なハンを蕩減復帰しなければならないので、縦的な歴史を現実において横的に蕩減復帰して、先祖の願いと、先祖が立てようとした基準を再び取り戻さなければならない立場にあったので、36家庭を祝福したのです。
(16-60, 1965.12.26)
36家庭の責任とは何でしょうか。今までの歴史的なすべての蕩減条件を食い止めることです。言い換えれば、サタンを完全に消し去れる一つの完璧かんぺきな囲いにならなければなりません。それでこの家庭のすべての伝統と思想は、サタンとは完全に隔離された伝統を立てなければなりません。この伝統を中心として、横的な伝統の因縁を72家庭と120家庭が立てていくのです。このような立場で見るとき、36家庭の責任がどれほど貴重なのかを皆さんは知らなければなりません。
(28-60, 1970.1.3)


霊界に行けば、正式に清い青年男女として祝福を受けた者と、既成家庭が受けた祝福は違うというのです。霊界に行けば、天は3層になっています。現実の社会にも上中下があるように、霊界もそうだというのです。
それでは、36家庭はどうでしょう。各々12家庭ずつアダム家庭、ノア家庭、ヤコブ家庭の代わりとなる36家庭を見るとき、どの家庭が一番貴いかといえば、最後の家庭が一番貴いというのです。今後は、そのような家庭を貴ばなければなりません。今は、そのような時になっていないからそうなのであって、みな差があるというのです。違うのです。
(30-189, 1970.3.22)
私がお金を投入して金の指輪、服などを買ってあげたのです。そのようなことを、なぜするのでしょうか。36家庭は、結婚費用も出さなかったでしょう。人の子を連れてきて、自分の子以上の結婚式をしてあげました。
1次、2次、3次と、世の中がどんなに反対しても堂々と行いました。全く、そのようなことをすれば土地が生じますか、お金ができるでしょうか。何ができるというのでしょうか。先生に度胸がなかったならそのようなことが成せたかと、考えてみてください。大韓民国が騒いでも、既成教会が騒いでも、微動だにしなかったのです。アメリカが騒ぎ、全世界が騒いでも、微動だにしませんでした。それで、今ここまで来たのです。
(126-299, 1983.4.28)

 

③ 3次にわたって祝福、数多くのエピソード

1961年の36家庭の祝福式の時に、乱闘劇が起こりました。門に警備兵を立てて結婚式を行うほどでした。しかし先生は、誰がどんなに騒いでも、すべきことは、すべて行います。36家庭の親たちが集まってきて、あらゆる罵声ばせいを浴びせながら大声を張り上げました。またひどいのは、先生を「監獄にほうり込んでやる」と裁判所に何十枚もの投書をして、先生が裁判所に呼ばれていくこともありました。特に、過激になって練炭の灰をばらまきながら、「統一教会をなくさなければならない」と言う人が12人いました。
統一教会は、そのような中で大きくなりました。反対されるその立場で、勝利の基盤を築かなければならなかったのです。反対されて冒険をする立場で、勝利の基盤を築いてきたのです。
(23-317, 1969.6.8)
私が36家庭の合同結婚式をする時、新郎新婦のお父さん、お母さんに私の名前で招待状を送りました。「お父さん、お母さん、何日にあなたの息子、娘が青坡洞(チョンパドン)教会で結婚式をしますので、来る時には、このような礼服を着て参加してください。そうでなければ参加できません」と招待状を送りました。そのようにしたところ、「全く、そのような話がどこにあるか。誰が他人の子の結婚式の招待状を送るのか」と大騒ぎして、どんなに大変だったか分かりません。騒いでみろというのです。私が既に決めて行うのです。警察が動員されても私が言ったとおりに、そのままするようになっているのであって、自分勝手にするようにはなっていないのです。
(162-321, 1987.4.17)


韓国で36家庭の結婚式の時は、自分の親も天使長の扱いをしたのです。親にも全く知らせなかったのです。仕方なくあとで、1週間前に、「礼服を着て来なければならない」という条件を立てて、通告したのです。それでののしりわめき、「他人の息子、娘を連れていって誰が結婚式をするのか」と物議を醸しましたが、仕方ありませんでした。
親がどんなに気分を悪くしたか考えてみてください。それでそのまま鉄の門を閉じて、誰も入ってこられないようにしました。そのようなことをして、すべて分別したのです。
(90-124, 1976.10.21)
36家庭の幹部の中のある人の親は、相当な名士で、ムン先生のような人は夕日を旅する詩人の金삿갓キムサッカにも及ばないとか、ああだこうだと言ったのです。その人の娘を結婚させる時、私が通知を送りました。その人は、自分の娘が結婚するといって結婚式場に堂々と入ってこようとしたのです。
しかし、統一教会の結婚式に参加するには礼服を着てこなければならなかったのです。(礼服ではなく)自分の洋服で、入ってこようとしましたが、入れてくれないので大騒ぎになったのです。娘の結婚式なので入らなければならないのに、入れないので仕方なく、統一教会の教会員のところに行って、「頼むから礼服を貸してくれ」と言って、礼服を着て入ってきたのです。
(75-216, 1975.1.5)
36家庭の合同結婚式をする時にも、お母さん、お父さんに知らせることができるでしょうか。駄目だというお母さん、お父さんに会って、説得しようとする子を歓迎するでしょうか。そうしないですか。それははっきりしているのです。お母さん、お父さんが来れば、喜ばしい日に、目のかたきにされるのに、先生という人は、それをすべて知っていながら、そのお母さん、お父さんに尋ねてから紹介するようになっているでしょうか。しかし、通知はしなければならないので、結婚式をする前日の何時間か前にちょうど到着するようにするのです。「あなたの息子、娘が貴い結婚式を行います。御来賓なされますようお願いします」、そのようにすべて通知したのです。
(61-313, 1972.9.3)
先生の時代にどんな革命をしたかといえば、伝統を完全に覆しました。キリスト教の伝統を完全に覆して、大韓民国の伝統を完全に覆しました。なぜそうなのかといえば、お母さん、お父さんを否定しました。皆さん、祝福を受ける時、皆さんのお母さん、お父さんに先生が相談して祝福しましたか。一言もしていません。


先生が主体です。36家庭の時にはお母さん、お父さんが来られないようにしました。無条件、礼服を着て来いといいました。それで大騒ぎとなったのです。革命の中の革命なのです。完全に覆したのです。
(213-17, 1991.1.13)
36家庭の結婚式をする時、1次の結婚式は何時にしたでしょうか。夜明けにしたでしょう? 一悶着ひともんちゃくしながら、「おい、私の父を出せ!」、「私の娘を返せ!」と言いながら騒いだのです。「私の父を出せ」と言われて、他人の父を盗んだ人となり、「私の娘を返せ」と言われて、他人の娘を盗んだ人になってしまったのです。このようにして、けんかをしながら、「おい、文なにがし! 出てこい! やつが出てきて、うちの家をめちゃくちゃにして、うちの娘を気違いにした!」と言うのです。
結婚する場合、親から承諾を受けなければならないのに、結婚式の日に親に、「来たければ、こういう礼服を着てください」と通知を送る、全くそのような話がどこにあるかというのです。そのようなことはあり得ないのを、私はよく知っています。知らなかったら気が楽ですが、知った上でやるのですから息が詰まるのです。そうでしょう。知らずにやれば悪口を言われても、「なぜいけないのですか」と言えますが、非難されることを明らかに知っていながらやるのです。このようなことを知っていながらもやりました。しなければ蕩減とうげんにならないのです。目をつぶって、いい加減にしてはならないのです。
(211-332, 1991.1.1)
36家庭が結婚式をする時、一つは夜に行い、一つは昼に行い、一つは夜明けにおこなったのです。なぜでしょうか。自分の息子、娘を出せと、みんなが反対したからです。
ハナニムのみ旨から見た時、偽りの父母から出発したので、まことの父母の立場で、すべてのものをコーチしなければならないというのです。親たちも反対しましたが、国も反対しました。私が裁判所に行って、調書を作ってきて結婚式をしたのです。そうしながらやってきたことを、誰も知らないでしょう。先生が立つ位置がなかったのです。そこから冒険をしてきたのです。
(91-259, 1977.2.23)
先生がおもしろい話を一つしましょうか。私たちの韓国で36家庭の合同結婚式をする時、その娘婿も今この席にいるのですが、ある人が訪ねてきました。自分の二人の娘が二人とも統一教会に引っ掛かったというのです。自分はある学校の校長先生なので、良いお婿さん候補にある先生たちを選んでおいたと、絶対合同結婚式をさせることはできないというのです。しかし先生は、「反対をするならしなさい。あなたの娘は私が嫁に送る」と言いました。
(22-261, 1969.5.4)
36家庭を選ぶ時、その親たちに先生が相談したでしょうか。他人の子を連れていって相談もしないで、招待状も出さないで、すべて先生の勝手に結婚をさせたので、悪口だけでなく、棒でたたかれるようになっているのです。
昔のイスラエル民族だったならば、服を破られ、刃物で刺されて死んでいたことでしょう。しかしそれを、みんなが何をしているのか分からないように、あっという間に片づけてしまったのです。サタンの子をみな連れてきて、ハナニムの子にして結婚させました。天の宇宙的な運勢で復帰路程を完結させるのに、誰に相談しなければならないでしょうか。祝福してあげるのに、誰に相談しますか。先生の思いどおりにするのです。


36家庭は何かといえば先祖です。先祖となる愛を成すのに、肉親のお父さん、お母さんに相談できますか。ハナニムに相談しなければならないのです。
(18-207, 1967.6.8)
36家庭の祝福も、真っ暗な夜中にしなければならなかったので、門を閉めて成婚式をしたのです。その時、「私の息子を出せ、私の夫を出せ、他人の息子、娘を連れてきて何をするのか」などの罵声ばせいを浴びました。自分の子を結婚させるのは、親の一存で決めることなのに、統一教会の先生が独断で結婚させるというので、わめいたのです。すなわち、サタン世界の親だからです。
ハナニムの息子、娘をサタンが奪っていったので、先生が再び奪い返して蕩減復帰するのです。歴史的に失った息子、娘を再び取り戻して蕩減復帰するためでした。それで式を早く終えたのです。蕩減復帰歴史なので仕方がありませんでした。
(19-120, 1967.12.31)

2) 72家庭

 

① 72家庭の祝福の意義

今まで、先祖が責任を果たせなかったことだけが間違ったのでしょうか。そうではありません。先祖も過ちを犯しましたが、兄弟が間違ってそのようになったのです。それで、36家庭の前に兄弟のような立場としてカイン・アベルの二つの型として立てたのが72家庭です。72家庭を立てることによって、ヤコブの代まで、地上に横的基盤を築く時まで、家庭を中心としてカイン・アベルの二つの型を復帰した基準に立てたのが72家庭です。
それによって、今までの直系先祖の家庭が、すべて復活した型として地上に現れたのです。これによって、重要な中心が決定されたのです。12家庭を中心としてイスラエル支派型の出発が行われたのです。今日、私たちが72家庭を立てたので、先祖を中心とした基盤がこの地上に立てられたのです。
(47-200, 1971.8.28)
先祖の前に二人の息子の家庭型を編成しなければならない摂理的意味があったので、これを立てるために36数の2倍の72家庭を立てたのです。縦的な歴史路程において、アダム家庭で成し遂げられなかったことをカイン・アベル家庭が完結させなければなりませんでしたが、完結させることができなかったのです。すなわち、蕩減とうげん条件を立てることができなかったのです。
ところがカイン・アベル家庭型の72家庭を祝福することによって、延長した縦的な摂理が平面的な一つの基準点で勝利の基準を立てることができたのです。36家庭と72家庭を立てることによって、縦的なカイン・アベル型の理念的基盤がすべて地上に造成されたのです。その次に平面的に縦的家庭型を復帰しなければならないのです。その家庭は、すべてアダム家庭を復帰するための型です。
(16-62, 1965.12.26)


36代が失敗したことを復帰したという基準を立てたのが36家庭ですが、そのようにして先祖となった36家庭だけでは駄目なのです。争いは、どこから始まりましたか。アダムとエバの息子のカインとアベルから争いが始まりました。それで、この世界がこのように壊れました。
それは何のことかといえば、その子孫がみなけんかをする世界をつくったということです。これを蕩減復帰しなければなりません。そのためには、36代の息子、娘がハナニムの前で争わないで一つになったという条件を立てなければなりません。それでカイン・アベルに分立した数、すなわち36を2倍した数の72家庭を立てたのです。この72家庭が立てられることによって、カインとアベルが争わないで四位よんい基台を成し得る歴史的な先祖の基礎をつくったのです。それで、サタンを防ぎ得る絶対的な基準が立てられたのです。皆さんは、72家庭がどのくらい深刻な位置に立っているかを知っていますか。
(19-120, 1967.12.31)
72家庭は、36家庭の祝福基盤の上に立てられました。72家庭は、アダム家庭を中心として復帰されたカイン・アベル家庭を象徴します。アダムとエバがハナニムの前に立つためには、カイン・アベルが完全に一つになった基台の上に上がらなければなりません。
アダムとエバが人類の先祖として完全な父母の立場に立つためには、カイン・アベルが完全に一つにならなければなりません。36家庭は、先祖格のアダム家庭を象徴しています。したがって36家庭は、カイン・アベルが一つになった家庭の基盤の上に立ってこそ、父母の資格を備えるようになっているのです。72家庭が36家庭の2倍になっているのも、カイン・アベルの立場だからです。
(55-167, 1972.5.7)
72家庭とは何でしょうか。聖書で見るように、70門徒といい、72門徒ともいいました。もともとは、この72数が合うのです。12支派を中心として6数、6人の族長たちが合わされば2掛ける6は12、12掛ける6は72なのです。70人ならば数が合いません。それで72家庭が、もともと合っているのです。
この72家庭は何かといえば、中心家庭の36家庭、すなわち先祖家庭の前にある息子、娘と同じです。子孫なのです。ハナニムのみ旨の中で先祖がみ旨を成し遂げられなかったことは、その先祖の家庭においてカイン・アベルが一つになれずにみ旨が延長されたと、このように見るのです。カイン・アベル、息子、娘、兄弟が一つになった、その家庭の基盤をもてなかったのです。72家庭とは何でしょうか。全体を合わせてみれば、36家庭の倍数です。
それでカイン・アベル家庭の36家庭の息子を中心としたアベル的36家庭とカイン的36家庭、合わせれば72家庭と同じです。それは何かといえばカイン・アベルが一つになれずに、歴史的先祖が失敗したことを蕩減復帰するための代表的家庭です。このように見るのです。
(84-144, 1976.2.22)


36家庭から72家庭、120家庭は1チームです。分けることはできません。36家庭は、歴代の先祖のことをいいます。次に72家庭は、息子、娘のことをいいます。120家庭は、世界国家の祭司長のことをいうのです。12支派のことをいいます。12支派の世界的分派型をいうのです。問題は、先祖とカイン・アベルと12支派が一つになればいいのです。それが復帰歴史です。
(82-237, 1976.1.31)
今日の「私」という存在は、過去の結実であり、現時代の中心であり、未来の出発です。すなわち、3時代を代表した結合体だというのです。この3時代の形を結合したのが36数です。12数に3時代を掛ければ36双になるのです。この36双を中心としてカイン・アベル型の息子、娘を復帰しなければならないので、72家庭が出てくるのです。
(34-262, 1970.9.13)
家庭でいつも問題になるのは、父母と子女が一つになることです。アダム家庭において、アダムとカイン・アベルが一つにならなければならないのです。ハナニムの前に一致できる家庭になるためには、父母と二人の息子が一つになったという条件を立てなければなりません。そうでなければハナニムの前に立てないのです。それが36家庭の2倍に当たる72家庭なのです。この72家庭は、イエス様の70門徒に該当する数です。私たちが家庭を取り戻すことによって、この家庭はイエス様の12弟子と70門徒を中心として宗族を編成しようとしたのを成した型です。
エス様が12弟子と70門徒を家庭型として復帰した宗族型が、72家庭です。言い換えれば、この36家庭と72家庭は、イエス様のイスラエル民族を中心とした12支派と70門徒のようなもので、イスラエル民族を指導し得る代表的型を復帰した型なのです。これは、ハナニムがイスラエルを中心として取り戻そうとした基本数が取り戻された型です。
(54-293, 1972.3.26)
72家庭は、どんな家庭でしょうか。家庭を完全復帰しようとすれば、カイン・アベル家庭が一つにならなければいけません。アダムとエバが完全にハナニムの前に立とうとすれば、カイン・アベルが完全に一つになった基台の上に上がらなければならないのです。先祖というのは、父母の立場です。この父母の立場が完全にハナニムの前に立とうとすれば、カイン・アベルの基台を復帰しなければなりません。36家庭は、先祖です。先祖が立とうとすればカイン・アベルが一つになった家庭の基盤がなければならないので、36家庭の2倍の72家庭になります。
72家庭は、イエス様を中心とした70門徒に該当します。それが一つになった地上の蕩減圏を成し遂げたので、ハナニムの摂理はますますその基台が拡大されるのです。こうなると先祖の家庭を中心としてカイン・アベル家庭が一つになるので、摂理歴史においてそれは、家庭を中心に必要としたすべてのものが備わったことになります。家庭復帰を完成したことになります。それが72家庭までの祝福です。


72家庭の祝福が成就することによって初めて、地上にハナニムを中心として平面的にも立体的にも一つの段階を成すようになったのです。したがってこれが決定されることによって、中心的基準が立つのです。
すなわち、ハナニムの摂理により決定されなければならない中心点が縦的な足掛かりとして、完全な歴史の勝利者として立つことは、36家庭、72家庭が一つになることによって成されるようになります。その中心点が決定されれば、ハナニムが要求してこられた中心的先祖の勝利圏を成すことになります。それは完全な基台なので、それを横的に展開しなければなりません。
(55-167, 1972.5.7)
エス様が天国を成し得なかったのはなぜでしょうか。氏族が協助できず、次に12弟子が協助できなかったからです。3弟子と12弟子が協助できなかったのです。その次に氏族を中心として、12弟子を中心として、70門徒を中心として国と国を連結する橋を架けようとしたのに、その橋が崩れてしまいました。そうして家庭的基盤をもつことができなかったイエス様、氏族的基盤をもつことができなかったイエス様、教会基盤をもつことができなかったイエス様となったのです。
次に、70門徒が一つになれなかったのです。この70門徒は12支派の代わりであり、70長老を代表したものです。これが70門徒ではなく、72門徒にならなければならないのです。12支派に6人ずつとすれば、72人です。それで統一教会では、72家庭を祝福したのです。聖書を見れば、新約には72人ですが、旧約は70人となっています。72人が合っているのです。70人では合わないのです。
(67-327, 1973.7.22)
復帰歴史とは、カイン・アベルの歴史です。カイン・アベルの歴史なので、このような先祖の前に二人ずつ、カイン・アベルだけを組んであげれば、今まで歴史時代において先祖が失敗したすべてのものを蕩減する条件となるのです。先祖がなぜ失敗したかといえば、カイン・アベルが一つになれなかったからです。
カイン・アベルを中心として信仰基台と実体基台がすべて成されるのです。ところが、その先祖を中心としてカイン・アベルの基準を完結できなかったので、それを完結するための条件をこの地上の横的基盤に合わせるためのものが72家庭です。
(75-148, 1975.1.2)
地上天国を成し遂げるためには、家庭を成さなければなりません。イエス様の3弟子、12弟子、これは3時代の蘇生そせい時代、長成時代、完成時代です。それを代表した36家庭。その次は72家庭です。カイン・アベルが家庭を中心として争ったので、その代表的な立場として72家庭を立てたのです。これは72民族、民族的な代表なのです。
(74-270, 1974.12.31)
人類の中にはアダムのように自分勝手に結婚した型があり、次に相手を見つめながら生きてきたイエス型の人物もいるし、再臨主型もあります。再臨主は、これらの人物型の立場をすべて蕩減しなければなりません。最初に、ノア型家庭を復帰しなければなりませんが、これはノアが、アベル型であり、イエス型であり、神側の2番目の息子型なので、これをまず復帰しなければならないのです。それがカインとアベルに分かれて復帰された型が72家庭なのです。
(22-216, 1969.2.8)


カインとアベルの闘いにおいて、カインがアベル服従しなかった過ちを、先祖がいまだに蕩減できずに歴史が延長されてきました。それを完全に蕩減しようとすれば、先祖の一家庭、一家庭の前に、カインとアベル服従の基準を蕩減しなくてはいけないのです。それが72家庭です。72は、36の倍数です。
(22-193, 1969.2.2)
36家庭を立てた目的は、36の先祖を探し立てるところにあるのです。それで36家庭を中心に霊界と肉界が一つになるのです。これをカイン・アベル型に広げたのが72家庭です。ヤコブが72家族を率いてエジプトに出発したように、統一教会も72家庭の時、そうでした。
(13-125, 1963.11.16)
祝福は、新しいイスラエルを認めることです。36家庭の一家庭に、カイン型とアベル型を立てれば、72家庭になるのです。
(12-47, 1962.9.10)
3年の期間にアブラハム、イサク、ヤコブの3代の基準を越えなければなりません。今年、72双を無理に結婚させたのです。何組かしか気に入った人がいなかったのです。
(12-50, 1962.9.13)

3) 124家庭

 

① 124家庭を立てた意味

エス様の120門徒の代わりとなる120家庭は、世界的な型です。120家庭は、世界の代表型として世界的な蕩減とうげん条件を立て得る基盤となるので、120家庭を立てることによって、ハナニムが世界的に訪ねてこれる基準を立てたのです。
それで国連の加盟国が120ヵ国を超えれば、その時が「終末だ」と言うことができるのです。
(16-62, 1965.12.26)
120家庭は、世界のすべての国家を代表した基準で立てられた家庭です。
(20-342, 1968.7.20)
再臨主は、アダム家庭の立場を蕩減復帰しなければなりません。したがって、アダム・ノア・アブラハム型の家庭を取り戻して先祖に立てなければなりません。そのためには、まずアダム型の12家庭を取り戻し、次にノア型の12家庭とアブラハム型の12家庭を取り戻して、縦的な先祖を立てなければなりません。それで先生が36家庭を立てました。この先祖を中心としたカイン・アベル型の家庭として探し立てたのが72家庭です。そして120家庭は、世界120ヵ国の指導者を象徴するのです。
(22-215, 1969.2.6)


横的な基準を立てて、平面的な四方数の世界型を立てたのが120家庭です。これは120国家を代表したものです。
(13-125, 1963.11.16)
124家庭までは7年路程です。現在120家庭があるので、新しいイスラエル圏を中心として世界の120ヵ国を取り戻せる基盤が連結されるのです。それでイエス様が家庭を通じて取り戻そうとした世界的なすべての数が、先生が120家庭を祝福することによって、復帰された基準が決定したのです。
(54-293, 1972.3.26)
皆さんに必要なのは何かといえば、84人と120人をすべて宗族圏内に立てることです。それは縦的です。36家庭、72家庭、120家庭、違いますか。120というのは世界の代表です。それでイエス様が復活したのち、五旬節に屋根裏部屋に120人が集まったのです。それは世界的な代表です。先生が124双を祝福する時、国連の加盟国が124ヵ国でした。それがすべて合っているのです。
(198-17, 1990.1.20)
12数に該当するのが120門徒です。これは、イエス様の時代において120門徒の代わりの蕩減復帰数に該当するので、世界国家の代表者型です。これを立てて、その族長代表が国家代表でしょう。国家代表基準として編成するために、世界的な基準として編成するために祝福してあげたのが124家庭なのです。4家庭は、これはこぶです。その4家庭は、既婚家庭です。なぜ既婚家庭を入れたのでしょうか。既婚家庭を入れないと今後、既婚家庭を救う道がないのです。
この4数は東西南北の四方の門を象徴するので、このようなタイプの型を中心として既成家庭が復活できる道を開けてあげなければならないのです。それで124数を祝福したのです。
(158-170, 1967.12.27)
120家庭は、イエス様を中心とした120門徒の代わりなのです。4家庭は、結婚した既婚家庭です。四方の門を開けてあげなければなりません。
(20-145, 1968.5.26)
エス様が十字架で血を流すようになったのは、72門徒と12弟子を足した84人が一つになれなかったからです。ですから皆さんは、84人を実体で蕩減復帰しなければなりません。その蕩減復帰基盤の上で、皆さんは結婚生活ができます。先生もそうです。そのために12、12、12の36家庭です。それは蘇生そせい、長成、完成です。これは三つですが、縮小すれば一つなのです。
その次の72家庭も同じです。その基盤上に120家庭、120家庭の基盤上に世界が連結されるのです。イエス様が復活し昇天したのちに、五旬節に120門徒が一つになって聖霊が地上に降臨したでしょう。それは世界の代表を象徴します。
(122-117, 1982.11.1)


エス様がユダヤ教的基準を成し遂げられなかったことがハンなので、それに代わる120家庭がイエス様の恨を解いてあげる祝福家庭だというのです。それで120家庭は先頭に立って犠牲にならなければなりません。
この前、出動教育を受けた地域長は、全部120家庭なのです。120家庭は犠牲にならなければならないのです。120家庭は、イエス時代の120門徒の立場で世界的な支派編成をするところにおける、世界120国家を代表した国家的な基台です。
(47-202, 1971.8.28)
エス様が昇天する時に120門徒を立てたでしょう。120門徒は、120家庭を意味します。その次に、地上でも天上世界に行った120国家の代表がいるのです。その国家代表の列に皆さんの血族が一つずつ入っていくことによって、皆さんの活動舞台が120国家の天国の版図を相続して、そこに活動できる基地を連結するのです。
(215-129, 1991.2.6)
エス様に12弟子と70門徒だけがいたのではありません。五旬節の時に120門徒聖霊が降りてきて、世界的な宣教運動を始めたのです。それを代表したのが120ヵ国です。私たちが120家庭を祝福する時にも、国連に加盟した国が124ヵ国でした。私たちにおいても124双ですが、4双は何かといえば、東西南北を中心として犯罪者だった人でした。前科1犯、2犯、3犯、4犯まで124組にすべて入っています。なぜでしょうか。地獄に行っている人々を救ってあげなければならないからです。刑務所にいる人々を救ってあげなければならないのです。
(215-129, 1991.2.6)
私たちに120家庭があるのと同じように、皆さんも霊界の12部族の10倍の120の一族がいます。今、私たちが宣教する全世界の宣教国を120ヵ国、あるいは160ヵ国と見るのです。
ですから、オリンピックの時にも、120ヵ国の代表者たちが来て一つになったのです。それと同じように、皆さんの一族を中心として120ヵ国の代表を立て、世界的な国家代表型として皆さんと一つにしなければならないのです。それでこそイエス様が復活して霊界に昇天することにより、地上の120門徒の基地を失ってしまったことを蕩減復帰できるのです。
それゆえに、120家庭が必要なのです。これを地上で起こして結び、完全に一つになってこそ、120の代表を宗族の前に連結できます。そのようにすることによって、120の国家も天上世界に連結するのです。ですから絶対に必要な数なのです。
(215-129, 1991.2.6)
天国の民を少なくともイエス様が願った120人、120家庭は連れて入らなければならないというのです。120家庭とは何でしょうか。120家庭は、地上の国家の代表です。それで一生の間、120家庭を連れて入っていかなければなりません。それを目的としなければなりません。それは何かといえば、イエス様の代身者として再臨した者を宗族に送るということです。カインの宗族にアベルの宗族を送ることです。それがメシヤの資格です。それが宗族的メシヤの使命なのです。
(215-185, 1991.2.17)


自分の息子、娘と自分の血族と復帰された民と共に、永遠なる創造理想的伝統を、愛の伝統をどのようにつくっておくのかというのです。あの世に行って、これが一つの群れとなって自らの永遠なる生命の権威、生命の位階を求めていくのです。一族を復帰して120家庭以上を連れていかなければなりません。これだけ話したから分かったでしょう。恥を免れるように準備しなさいというのです。恥どころか裸にされて追い出されます。
(213-139, 1991.1.16)
エス様の12弟子の12数を10倍した120数は、平面的な世界を代表する数です。それで、この120門徒と同じ数を合わせるために120双の祝福をしたのです。本来は120ですが、四方数の4双を足して124双を祝福しました。
(16-62, 1965.12.26)
120ヵ国の代表に4を加えて124双を祝福して、宗族的中心が決定された基盤の上に世界的な124家庭を祝福しました。これは、イエス様が120ヵ国の象徴基盤として出発したキリスト教全体を代表する家庭が成立したということです。ですからそれは、先生を中心として個人で四位よんい基台を成して、次に先祖をつなげ、次に民族をつなげて、次に世界をつなげる蕩減的家庭なのです。ですから今は、世界に広がっている数多くの国家圏を代表し得る国家が、すべて1箇所へ行ける道が開けるというのです。
(75-150, 1975.1.2)
120門徒は、世界を代表します。イエス様も120門徒を中心として世界的な出発をしようとしましたが、それができませんでした。私たちは、これを準備しなければなりません。世界を標準として行く道の前に、架け橋となれる自らの子孫を段階的に立てなければなりません。子孫を立てる時はいい加減に立てるのではなく、世界的な代表になれる位置に立てなければなりません。これは何でしょうか。統一教会の36双、72双、124双の合同結婚式です。
(34-262, 1970.9.13)

 

② 献貢式と120ヵ国聖地選定

124双の成婚式ののち、献貢式を行いました。ハナニムがイエス様を通じて成すことができなかった個人的、家庭的、宗族的、民族的な基盤を成すために復活実体として来られ、み旨を成さなければならない方が再臨主です。それを3年間しました。この3年は、子女を取り戻す期間(縦的期間)に該当します。この期間は、イエス様がユダヤ教ユダヤ民族を収拾しなければならなかったように、復活実体の一人のお方を立てて、それを収拾する期間です。
(13-11, 1963.9.12)


120家庭は、世界型です。1965年に40ヵ国を中心として、120箇所の聖地を立てた理由もここにあります。
(18-260, 1967.6.12)
人を取り戻したのちには土地を取り戻さなければなりません。先生が40ヵ国を巡回した理由は、聖地を選ぶためでした。韓国で堕落前の基準を立てたので、聖地を選ぶことができたのです。世界40ヵ国で105箇所の聖地を選びました。120家庭は、120国家を象徴します。今後、私たちは、120箇所の聖地を選ばなければなりません。
(16-7, 1963.12.21)
120家庭とは何でしょうか。120国家を代表する型だというのです。それでは天の組織で見たとき、先祖と家庭の形態と、ここに世界の代表者の型を備えたのに、土地がないというのです。土地がないので、天の前に人的組織の型は備えたものの、この地を汚したことを天が取り戻せる基盤がなかったので、これを中心として数を合わせるために40ヵ国に120の聖地を選んだのです。それで地の基盤となったのです。
そのようになったので、皆さんが聖地に行って祈祷するときは、そのような観点で祈祷しなさいというのです。皆さんは120家庭を代表して、70家庭を代表して、36家庭を代表して、天の玉座の中心であるまことの父母を代表して、すべて地上に降りてきて、平面に広がった立場で祈祷しなさいというのです。
それで今後、統一教会を発展させるためにはハナニムも動員しなければならず、今までの先知先烈(注:先駆け歩んだ義人たち)も動員しなければならず、すべて動員しなければならないのです。彼らはカイン型です。ここはアベル型なので、すべて地を中心として協助するのです。ハナニムも協助しなければならないし、天使も協助しなければならないし、先祖も協助しなければならないのです。
(158-129, 1967.12.26)

4) 430家庭

 

① 430家庭の数理的意味

430家庭とは何でしょうか。430家庭は、全体の平面的な基準です。ですから一つにならなければなりません。今は、国家を中心として影響を及ぼせる状況になったので、世界へ出ていくのです。それで43数を立てて、先生の40年生涯を復帰しなければならないのです。世界的に条件を立てなければならないのです。それで歴史は今、統一教会時代圏に移ってきているのです。
ではここで、何が問題かといえば、氏族が一致団結して民族復帰のために進むことです。民族が復帰される日には、国家は自然屈服するようになっているのです。
(29-103, 1970.2.25)
今年、430双を祝福しなければならないのは、韓国において1967年が檀紀だんき4300年になるので、これを摂理的な条件に合わせなければならないためです。また、イスラエル民族がエジプトの地からカナンに帰ってくるまで430年かかりました。


すなわち、43数です。それは新しい時代に移っていく歴史の転換点となる数です。それで私たちも、43数を中心として7年路程を締めくくろうというのです。これがすべて合って、新しい歴史時代に移っていくのです。これから統一教会が行く道は、日進月歩することでしょう。
(19-171, 1968.1.1)
4数、3数というのは、7数を代表して、イスラエル民族が430年目にカナン復帰のためにエジプトを出発したことを代表します。ゆえに新しい出発をする時だというのです。また、その時が韓国歴史4300年になった年なのです。偶然の一致ではありません。ハナニムは、数理的役事をされます。4300年になる年に430双をこのように祝福したという事実は、氏族的で一つの系列的な宗教の勝利的基盤だけでは駄目なので、すべての氏族の前に共通の門を開放させておくのです。
(84-146, 1976.2.22)
430家庭の時は、大韓民国の歴史が檀紀4300年の年だったのです。4300年になる年に、大韓民国の家庭はどんな家庭でも、天の国へ行ける門を開いたのです。反対した集団までも入っていけるのです。いかなる宗族、いかなる民族。大韓民国の民は、反対した人でも、下賤げせんの身の子孫だとしても、人ならば誰でも行けるのです。
それで430家庭は、宗族全体が加担する時なのです。全体の特定時代が、今は普遍的時代に移ってきているのです。それでキム氏ならば金氏家門がハナニムの前に選ばれたならば、金氏全体が入っていけるのです。そして1969年度に、世界の数多くの国家を代表して43家庭を祝福してあげたのです。ドイツで祝福してあげ、アメリカで祝福してあげ、日本で祝福してあげたでしょう。それが43家庭です。相対なのです。430家庭の国家的家庭の前に、43数の相対的家庭です。
これは何を意味するのかといえば、全世界民族国家も韓国のあらゆる宗族が天国圏内に加担する特恵とっけいを得たので、世界民族が加担できる内的基盤によってこの相対的基準を連結させれば、外的世界の宗族も内的世界の蕩減とうげん基準にある韓国民族と連結できるというのです。
(100-31, 1978.10.4)
430家庭は、イスラエル民族がカナン福地へと出発したように、私たちは、世界のカナン福地に出発したのです。430年に出発したことを、この時は、4300年を代表した43数を合わせたのです。そこからみんな出ていくのです。出ていくための単位は、個人単位でなく、家庭単位です。家庭を引き連れて進まなければなりません。それを知らなければなりません。単位は個人ではありません。家庭なのです。それで自分の家庭を捨てていってはいけないというのです。


また、モーセは、イスラエル国民を捨ててはいけないのです。みな率いて進まなければならないのです。監獄にイスラエル人がいても、その人を奪い取ってでも連れていかなければならないのです。そのような数を代表して430双を祝福したのです。430家庭には、すべての民族が入っていくのです。善なる人、宗教人、すべての人が入ります。12数から40数も出てくるし、30数も出てくるし、120数も出てくるし、すべてここから出てくるのです。1ヵ月の30日もここから出てくるのです。宇宙の中心数がここに、すべて入っているのです。
それで430家庭を中心として、4300年を私たちが出発するのです。一段階高いのです。正にその年なのです。韓国民族はもちろん、世界民族までここにみな入りました。韓国は、世界の代表で、すべて入っているというのです。それをはっきり知らなければなりません。広めていくのです。
(98-186, 1978.7.16)
430家庭を祝福することによって、どんなことが起こったかといえば、大韓民国はこれから統一教会と連結できる立場に立ったというのです。それは何を意味するのかといえば、韓国の民は、宗教を信じなくとも、430家庭を中心として第3イスラエル圏の恩恵を受けられる圏内で、蕩減条件を成立させられるということです。それで大韓民国が選民だということを発表することができました。選民圏が形成されたというのです。このような基盤を中心として、先生が世界的に拡大するのです。
430家庭をつくっておいて、次に世界的に大韓民国の土地と民をすべて拡大しなければなりません。土地に植えるというようなこと、聖地を選んでおいて、次に430家庭に接ぎ木をするということをしなければなりません。それで、40ヵ国を中心として聖地を選んだのです。次に、世界巡回をしながら何をしたでしょうか。43家庭の祝福をしたのです。430家庭の相対的数になる43家庭を、日本とアメリカとドイツを中心として連結させるのです。これは世界史的です。
それによって、世界にいる数多くの信仰のない人々も、イスラエル圏の恵沢が受けられるのです。4000年あるいは6000年間、ユダヤ教キリスト教の歴史を経てきましたが、そのように伝統を受け継いで信じてきたその恵沢を、信じないでも平面的時代でのその恵沢圏内に加担できる特権を与えるというのです。このような基盤が形成されたというのです。
(110-123, 1980.11.10)
祝福とは何でしょうか。家庭を確保することです。先生の家庭を中心とした3家庭、36家庭、72家庭、124家庭・・・。これによって世界的蕩減条件を形成するというのです。それでは、次に何が問題でしょうか。430家庭なのです。世界的祝福基準の代表的型として124家庭を立てましたが、大韓民国を中心として見た時、宗教を信じないで宗教生活をしない数多くの人が大韓民国にいるのです。そうではありませんか。蕩減条件は、教派を中心として必要であり、ハナニムの摂理は、教派を中心として必要なのですが、その他の宗教を信じない人は、どのようになるのでしょうか。それをすべて、切って捨てることはできないのです。


結局、教派を中心とした主流の思想圏内に平面的に数多くの国家、民族、数多くの氏族をすべて接ぎ木しておかなければならないというのです。世界へ通じる道を開き、その宗教人を連結させる門はできていますが、一般人は外れてしまったのです。一般人は加入できなかったのです。それで、韓国を中心として一般の数多くの宗族圏を接ぎ木しなければならなかったので、430家庭を立てたのです。韓国歴史、4300年を代表した430家庭なのです。
(110-123, 1980.11.10)
430家庭とは何でしょうか。数多くの姓、パク氏、キム氏などなど、韓国にも数百の姓があるでしょう。これと同じように、世界の数多くの姓をもった人々が連結し得る道を、430家庭を通じて開いておいたのです。430家庭を中心として見れば、国内430家庭と国外43家庭、日本とアメリカとヨーロッパ中をすべて合わせたことで相対圏を成します。これで全世界、五色人種の前に430数の相対的数を決定して、43家庭でつなげたのです。
(100-279, 1978.10.22)
430家庭は、韓国における4300年に合わせたものです。ここには、すべての人々が入っているのです。罪人も、あらゆる人たちが入っているのです。ここは殺人犯も、強盗もいて、あらゆる人がいなければなりません。それでこそ、世界の人々が入れる門ができ、道ができるのです。
(118-331, 1982.6.20)
430家庭が統一教会で主力部隊にならなければなりません。今、40代ならば、先生が世界的に闘う時です。45歳までにすべての基盤をつくって、大韓民国の蕩減基準を立てて、国と国を連結させ、40ヵ国を中心として120箇所の聖地を選んだ時だったのです。闘いの準備を始めた時です。
(141-226, 1986.2.22)
430家庭には、どれほど重要な意義があるか知っていますか。本来、昨年の1967年を中心にして越えなければなりませんでした。今年の2月22日は、先生が興南フンナムの監獄に入って満20年を越えようとする時です。
それで内外のすべてが先生の復帰路程20年を越えていく、その中に内外の重要な意味があるので、皆さんがその日を中心として記憶されるというのです。皆さんがそのような同参する権威を所有できるという事実が、どんなに光栄であるかを知らなければなりません。その日は、悲しい日だけではありません。ジョージ・ワシントンの誕生日がその日なのです。そのように理解して、皆さんが素晴らしい家庭を築いていかなければなりません。
(159-43, 1968.3.1)
430家庭とは、大韓民国、この民族の代表なのです。そこには様々な姓が、すべて入っています。そうしながら、これがアダムの立場、アダム国家のような世界的版図基盤を経て、韓国国民が連結されたところに、エバ国家型と同じ基準の人を連結させるのです。そうでなければ連結できないのです。それで430家庭の時に初めて、日本の久保木家庭を連結させたのです。そこから連結させていくのです。
(164-269, 1987.5.17)


1968年を中心として「神の日」を定めるとともに、大韓民国の背後にハナニムの家庭が連結され得る版図をすべてつくったのです。世界へ出ていける版図を連結させておいて、世界的に進出するというのです。ゆえに430家庭の中に、初めて日本を介在させたのです。久保木会長が代表なのです。世界的時代に連結させていくのです。このような蕩減的条件を立てて、世界の版図を組んでいく、このような勝利の発展をさせていくのです。
(163-145, 1987.5.1)
原理的に見た時、國進クッチンは4番目の息子で7番目に生まれ、結婚は8番目にしました。そのすべてが原理に合うのです。そうしながら今回、430家庭を國進の相対としたのは、430家庭を中心とした全体の姓を連結したものです。世界の姓がそれほど分かれたということです。4300年を人によって、年数を人で蕩減するのと同じなのです。
また、家庭を中心として蕩減するのも同じなのです。過去には430家庭をすべて祝福することで、個人が行けましたが、今は430数を家庭で選ぶことで、先生の家庭を中心にすべての東西南北にある世界の姓をもった人が家庭的に入れる時が来たというのです。
それで國進の結婚式が、どれくらい影響が大きいかを知らなければなりません。したがって地上において東西南北が、すべて満たされるのです。先生は、その真ん中の位置を占めるのです。
(185-304, 1989.1.17)
430双というのは、4数、3数は、韓国歴史の4300年数に該当するのです。また、4数、3数を掛ければ12数が出てくるし、4数、3数を合わせれば7数が出てくるのです。原理数においてすべての重要数、合わせて倍にする数が7数、3数、4数から出てくるというのです。
このように430双に決定しておいて、その次は韓国が中心なので世界の前に相対的数を探し立てるために、世界で43家庭を立てて祝福をしたのです。日本と欧州とアメリカにおいて43家庭を立てて、世界的な相対圏を成したのです。これによって、全世界の万民には、天と接することができる平面的な基盤が完結したのです。
天についていく人ならば、地の果てであってもその人が真心を込めれば、必ずこの門を通じて1箇所に集まれる道を開けてあげなければならないのです。統一教会合同結婚式はそのような意味があるので、430家庭を中心とした世界的な連結体をつくることによって、統一教会は平面的に世界民族圏に発展したのです。韓民族だけではないというのです。