八大教材教本 訓読

八大教材教本は、人類へ恵与された神聖なる御言であり、真のお父様がその畢生の掉尾まで精選された遺言書です。

天聖経 6-6

八大教材教本 天聖経(2012年版)p1716-1755

【天啓の御言】(6-6)

 


皆さんが信じることができなくても、皆さんの息子、娘は間違いなくそのような道を行くことができるように、むちで追い立ててでも案内してあげるべき責任があるということを通告します。既成教会にそのような能力がありますか。注射する薬がありますか。
(209-222, 1990.11.29)
ハナニムに対して恥ずかしい愛をおこなってはならず、人類に対して恥ずかしい愛を行ってはならず、この大地に対して恥ずかしい愛を行ってはなりません。今まで、ヒッピーやイッピーだというフリーセックスの輩には、すべてそのような過去の経験があり、ありとあらゆることを行っているのですが、それは自分のためのことですか。それが愛というものですか。人類を破綻させ、ハナニムの顔に泥を塗り、地球星に愛の血を吐くことだということを知らなければなりません。それは、大地に血を吐くことと、人間本然の血をまくことと同じです。そこで踊りを踊って何かをして大騒ぎするのです。
(93-29, 1977.5.8)
「終りの日」にハナニムが地上天国を形成し、収拾して天上天国に入っていこうとすることをサタンは知っているので、ハナニムとは反対になるものを主張するのです。代表的には、フリーセックスを中心として一つしかない初愛をめちゃくちゃにしてしまいました。初愛は永遠なものです。それを全く価値のない愛にしてしまったのです。このような価値のない愛の天地になってしまったのです。これが70年歴史です。
サタンはそれを知っているので、男性は男性同士で結婚し、女性は女性同士で結婚するフリーセックスの世の中をつくってしまったのです。麻薬によってめちゃくちゃになり、歓楽ばかりを追求するのです。肉体的満足に酔っていれば、地獄直結の判決を受けるようになります。これを誰が清算するのですか。ほかならない文総裁です。真の父母が清算しなければならないのです。
(227-279, 1992.2.14)
すべての被造物は、愛を中心としてペアとなって連結しています。その愛を除いてしまえば、砂粒のように散り散りばらばらになるのです。皆さんは、どのような愛を願いますか。愛の世界には、個人主義の概念はありません。ペアの概念です。昆虫の世界においてもプラスとマイナス、主体と対象がなければなりません。これがすべての被造物の存在様相です。
(287-60, 1997.8.31)

 

ロ) 性道徳の紊乱
アメリカでは、どのようなことが起きているのかというと、高位層の人々が性解放というこのような命題のもとで、弁護士ならば弁護士協会に集まった人々が、会議したのちにどこかのホテルに入っていって、お互いに女性を交換しているのです。1週間あれば、すべての友人の妻と寝ているのです。
(191-220, 1989.6.25)
夫のいない女性が化粧しても良いのですか、良くないのですか。それは、街角の売春婦です。街角の売春婦たちはそうでしょう? 結婚していない若い娘がルージュを塗って歩いていますが、ルージュがどれほど汚いか知っていますか。若い人々の本然の自然色が美しいのです。千年見ても醜くなく、美しいのです。その色がどれほど美しいことでしょうか! それ以上の色を出すことはできません。ルージュではその色を出すことはできないのです。
(275-136, 1995.12.4)


家庭が滅べば、根本的に滅ぶのです。青少年問題、家庭破綻はたんです。完全な家庭が一つもないというのです。「終りの日」においては、女性たちは二人の男性に対するのです。ですから、性解放という言葉も出てくるのです。それをすべて繕い、ぼろきれを繕って、絹の服以上にしてハナニムに着せてさしあげなければならないのが真の父母の責任です。
(304-166, 1999.10.10)
シカゴもロサンゼルスも、ニューヨークと同じです。アメリカの大都市は、すべて同じです。サタンは性紊乱びんらん、性解放を中心として、キリスト教の中心となる家庭を完全に破綻させてしまえば、今まで世界的に基盤を築いておいたものがすべて崩れると考えるのです。それで、すべてにフリーセックスという注射をするのです。そのようになれば、完全にサタンになるのです。
(87-137, 1976.5.23)
現在のアメリカにおける青少年の淪落りんらく問題を、アメリカ政府が解決することはできますか。それは、軍事力でも、経済の力でも、科学技術でもできません。最近では「性解放だ」と言って、ありとあらゆる邪悪なことが起こっているでしょう? 愛とはそのようなものですか。永遠の生命をもつことができる真の愛がこのようになってしまっているので、ここに何の希望がありますか。絶望です。男性と出会っても絶望であり、息子と出会っても絶望であり、父母と会っても絶望であり、どこに行こうと、会えば絶望です。
(183-337, 1988.11.9)
世の中が修羅場となったので、エイズという病気が生じました。「性解放だ」と言って、混乱が広がっています。真の愛を見つけることができません。人間の本心はそれを探して訴えているのですが、それを探すすべがありません。世の中は、行けば行くほど傷だらけになるのです。外的世界の愛というものは、すべてたたきつぶすのです。
(210-280, 1990.12.25)
アダム一人から始まったことが、現在になると「性解放だ、何だ」と言って、男性の混乱状態が起こるようになったのです。親族の相姦そうかん関係まで起きているのです。これは、動物世界でも見ることができない悲惨な現象です。このような家庭破壊と愛の現象は、天の前では許せないことであり、見ることもできない世の中になったというのです。
(292-175, 1998.4.12)
夫婦が完全に一つになる時は、天運が保護するのです。滅ぼうとしても、滅ぶことができません。家庭の運、社会の運、国家の運、世界の運、天地の運、ハナニムの愛の運勢が幾重にも重なり合って保護するのです。ところで、これ自体を壊すことを世の中がそっとしておきますか。その種子が絶滅するのです。天運の保護を受けたその位置を破綻させる離婚をすることができますか。浮気をすることができますか。今日、性解放を主張しているこの世界を、私の手ですべて整理しなければなりません。きれいに整理しなければなりません。今までそのようなことを整理してきたのであり、アメリカ社会も、「ムン総裁以外にはそれを治めることができる博士はいない」と言っているのです。医者がいないというのです。
(211-268, 1990.12.30)


子女が父母を殺したといううわさや、父母が子女を殺したといううわさが聞こえてきます。はなはだしくは、どのようなうわさまで聞こえてくるでしょうか。息子が母と同棲どうせいするといううわさまで聞こえてくるのです。最後だというのです。そのようなうわさを聞いたことがありますか、ありませんか。たくさんあるのですが、ここまでうわさは立ちませんでした。今、そのような時が来たというのです。これを性解放というのです。共産党の世界では、人間を動物と等しく扱っているので、このようなことは問題にもなりません。最後の時だというのです。いとこ、叔父、母を区別しますか。犬は、子と母が交尾してまた子を産みますか、産みませんか。人間世界にそのような時が来れば、終わりになるのです。
(39-123, 1971.1.10)
最近では、独身生活を強調し、またホモセクシュアル(男性同性愛者)やレズビアン(女性同性愛者)のようなものが問題になっていますが、ホモとか何とかいうものは、どうしてそのようになるのでしょうか。そのようにならざるを得ない内容とは何かというのです。近親相姦関係によってそのようになったのです。おじいさんが孫娘を蹂躙じゅうりんするのです。自ら進んで蹂躙するのです。父親が自分の娘を蹂躙するのです。なぜ、そのように近親相姦関係になるのかというと、結局、性解放という時代、フリーセックスの時代が来たので、思いのままに接触しているのです。接触するのですが、それが遠くの町の知らない人ではありません。最も近い親戚しんせき関係において起きているのです。
(261-44, 1994.5.22)
今、ニューヨークはどのようになっているのかというと、最高の裕福な人と最下級の人々だけが残っているのであって、背骨のような中流階級の人々は完全に荷物をまとめて逃げていきました。昨年1年だけでも60万人が逃げていったのです。下流階級は、すべてサタンの基盤になっているので、売春婦であり、性解放といって乱れています。ですから、「混乱したニューヨークで子女を教育させることはできない」と考えている人は、すべて逃げざるを得ないのです。今まで、ホテルというホテルは、すべて娼婦しょうふたちが売春をする市場になりました。
(87-135, 1976.5.23)

 

ハ) 同性愛
私たち統一教会の人たちが、サタンが喜ぶ世界の悪事をすべて消化させようと思います。アメリカにおいて、ゲイ・ムーブメント(同性愛運動)といって、「ホモセクシュアルだ、何だ」という問題が起きていることを、私が消化させようと思います。フリーセックスというものを、私が消化させようと思います。淪落りんらく問題、あらゆるならず者の巣窟そうくつ、悪党、テロ、マフィアなどを、私が消化させようと思います。世界で最も難しい問題に、私がすべて責任をもつというのです。それから、共産党を私が消化させようと思います。
(109-34, 1980.10.26)


アメリカでは、ゲイ・ムーブメントが多いでしょう? ホモセクシュアルが多いでしょう? そのような者たちは、みな創造原理を知らないからです。しかし、創造原理を知っている統一教会食口シックたちは、「結婚しなければならない」と絶対的に教育を受けたので、ゲイ・ムーブメントは、完全に壊れました。
皆さんのお母さん、お父さんは、出ていって踊ってフリーセックスをして、すべて分解し、粉々に壊れて、家庭がすべて崩壊したのですが、皆さんは、いくら踊ったりしても堕落論を知っているので、フリーセックスになり得ますか。
(118-109, 1982.5.9)
ホモセクシュアルをすることができる法を定めるというのですか。法を定めるのですか。それは、太陽を見ることも恥ずかしく、木を見ることも恥ずかしく、草木を見ることも恥ずかしく、犬を見ることも恥ずかしい話です。そのようなことをして、どうして人間と同じように服を着て暮らすことができますか。ご飯を食べて暮らすことができますか。「ホモセクシュアリティーをする者たちはすべて異端者だ」と反対するようになっているのです。
(118-295, 1982.6.20)
それで、今、アメリカでは何ですか。ホモセクシュアリティーやレズビアン、このような相対を否定する文化世界が、アメリカで膨張しています。天使に相対がいますか。男性は、昔、ハナニムを裏切ったエバに従っていきましたが、今からは、ハナニムを支持するエバに従っていかなければなりません。それで、日本の女性とたくさん結婚させるのです。アメリカ人は、女性の話をよく聞くようになっているのです。アメリカ人にとっては、女性は女王なのです。
(119-246, 1982.9.13)
一人で暮らす女性が幸福でしょうか。ここにレズビアンの女性とホモセクシュアルの男性が集まったとすれば、先生のみことばを聞いてそれを継続しなければならないと考えますか、直さなければならないと考えますか。「それは間違っている」と、レバレンド・ムーンに反対できるのかというのです。全世界の若者たちは、そのようなものがあるということを知りませんでした。ハナニムに会おうとすれば、永遠の属性をもった、唯一、不変の属性をもった愛をもたなければなりません。それをもたなければ、まことの愛の主体に会うことはできず、真の愛の道に同参することはできないという事実を、はっきりと知らなければなりません。
(124-86, 1983.1.30)
ホモセクシュアルレズビアンを誰の手によって? レバレンド・ムーン、私の手によってです。生けるしかばねとなっていき、麻薬で病んで死んでいくこの若者たちを誰の手によって解放するのですか。私の手で解放するというのです。それから、フリーセックスを主張し、賭博とばく場を好んでいる人々を、誰が解放してあげますか。アメリカのキリスト教に、誰かそれをする人がいますか。アメリカの教会の牧師の中に誰かいますか。それから、共産党を誰が防ぐのですか。レバレンド・ムーンが防ぐのです。
(124-329, 1983.3.1)
アメリカのホモセクシュアルレズビアンのような人々はどうですか。これは自分勝手な愛です。すればするほど破壊されていくのです。破壊をもたらすのです。人間破綻はたん、家庭破綻、子女破綻、国家破綻、世界破綻、宇宙破綻をもたらすというのです。破壊されれば自然になくなります。人間がそうなる時は、この人類が滅亡するのです。
(125-68, 1983.3.6)


今、アメリカで、レズビアンホモセクシュアルやゲイのようなものが起きています。それは罪です。罰を受けなければなりません。彼らがもっている病気は、普通の男性と女性、正常な男性と女性が暮らす所にはないものです。彼らには、普通の夫婦にはない病気が蔓延まんえんしているのです。愛の原則を破壊させるそのような性病は、罰です。それで、センター・ラブが必要なのです。
皆さんは、センター・ラブから生まれたのです。センター・ラブとは何ですか。父母の愛です。これは永遠に否定することができません。絶対に否定することができません。それ自体を補強することはできても、否定することはできません。
(128-15, 1983.5.29)
最近は、「ホモセクシュアルだ、レズビアンだ」と言って大騒ぎだというのです。そのようなことをすれば滅びるのです。1世紀ももちません。いくらももちません。そのように生きていれば、すべて、滅びるのです。アメリカの文化が何を根拠にしているのかというと、破壊的で、滅亡するサタンの愛の文化圏に立っているのです。サタンの愛の文化圏にあるので、それをほうり出さなければなりません。アメリカの文化は、サタンの愛の文化圏に立っています。統一文化は何ですか。これはハナニムの愛の文化圏に立っています。簡単です。ここでは、フリーセックス絶対反対です。ホモセクシュアル絶対反対です。麻薬も絶対反対です。すべて反対です。
(134-14, 1985.1.1)
アメリカの女性たちは、「私たちには老いた父母は必要ありません」と言います。老いた父母とは誰ですか。父母、祖父母のことでしょう?「終りの日」において、サタンがそのようにしたのです。なぜですか。サタンは、ハナニムの目的を知っているからです。ハナニムがこの公式をつくりたいと思っていらっしゃるので、サタンはその基盤を壊そうとするのです。誰が攻撃しますか。サタンです。それを知らなければなりません。また、その次には、「私たちは、夫は必要ない! 妻も必要ない!」と、このように言うのです。それは、本当におかしな制度でしょう? 誰がこのようにしたのですか。サタンです。それがサタンの目標です。ホモセクシュアリティー、レズビアン、これらはすべてサタンによるものです。その次に、「私たちには、赤ん坊は必要ない!」と言うのです。
(135-115, 1985.10.4)
麻薬を吸い、ホモセクシュアルレズビアンといったそのようなことを体験した人々が、そこから抜け出すことは、どれほど大変なことでしょうか。人間の地獄です。そのような網に引っ掛かり、サタンの餌食えじきとなっていくアメリカの若者たちを失ってしまうことはできないというのです。ムーニー以外に、誰が救ってあげますか。これをしなければ、アメリカはありません。
(149-377, 1986.12.28)
男性と女性は横的です。水平です。縦的な愛という基盤を中心として、永遠の愛を中心として、一生の愛を中心として接ぎ木をするためのものが、男性と女性の結合です。東方の人、西方の人が中央線を失ってしまったので、訪ねて入っていってこれを接ぎ木しようとするので、結婚は、絶対的にしなければなりません。結婚に反対する人がアメリカには多いでしょう? ホモセクシュアルレズビアンのような者たちが多いというのです。息子、娘を生むことを嫌がっているのです。息子、娘をもつことができなかった人は、霊界に行けば不合格者です。それは、宇宙の公式です。
(163-88, 1987.4.19)


今に見ていなさい。邪悪なフリーセックスは、1日でなくなります。ホモセクシュアルも1日でなくなります。レスビアン、女性が女性と結婚しているのです。全くそのようなことが、どこにありますか! 動物世界の昆虫も、そのようなことはしません。これが人間ですか。また、「ハナニムはいない」と言う邪悪な者たちも、すべて消えてしまわなければなりません。唯物史観がすべて消えていくのです。
(188-157, 1989.2.19)
男性は女性に疲れ、女性は男性に疲れて、毎日のように愛に飢えて回っているので、いつも孤独で、みなホモセクシュアルレズビアンになって、ごみ箱に入っていくようになってしまうというのです。アヘンを吸って、すべて自滅の窮地に陥っていくのです。それに誰が責任をもつのでしょうか。アメリカの国務省国防総省が責任をもちますか。大統領が責任をもちますか。皆さんが責任をもたなければなりません。
(207-111, 1990.11.1)
アメリカは、天使長国家なので、終末に天使長の立場となり、女性が女性としての資格をもつことができないのです。それで、ホモセクシュアルレズビアンが出てきて、「女性同士で結婚しよう、男性同士で結婚しよう!」と言うのです。天使長は、パートナーシップ(相対関係)を認めません。所有権を認めません。女性を認めません。それゆえに、すべてそのようになっているのです。一方では反対しながらも、一方では自らの道を率直にハナニムの前に提示しなければならないのが、今のアメリカの現実です。レズビアンホモセクシュアル、家庭破壊というものをきれいに清算しなければなりません。
(240-155, 1992.12.11)
アメリカ統計局の資料によると、急増する離婚率は、1970年から1990年までで3倍も跳ね上がり、6家庭に1家庭は離婚するという結論が出てきています。そして、全国的に30パーセントの子女が片親のもとで育っているという実情です。さらにその上、同性愛夫婦という世紀末的な奇現象まで一層広がっているのです。
(288-197, 1997.11.28)
不道徳と淫乱いんらん、そして退廃風潮は、享楽主義とともに家庭を組織的に破綻させています。一部の現代人の間では、「伝統的な家庭以外に、同性愛の人々もまた、別の類型の家庭を築くことができ、養子や人工受精によって子女をもつことができる」と考えるまでに至っているのです。
(288-171, 1997.11.27)
今日、世界の問題は深刻です。アメリカのような所に行けば、男性が男性同士で結婚し、女性が女性同士で結婚する同性愛者がたくさんいるのです。全くそのような道理がどこにありますか。生理的に、そのようにならないようになっています。それは、1代で全滅してしまいます。すべてなくなるというのです。天運が追放してしまいます。そうだからといって、彼らの心に幸福があるわけでもありません。苦痛は苦痛として受け、より複雑な問題が起きるというのです。それゆえに、環境には、必ず主体と対象があるのです。皆さんは、これを知って社会生活をしなければなりません。
(243-74, 1993.1.3)


フリーセックスこそ、この地球ぼしから完全に根絶させなければならない邪悪な風潮です。このフリーセックスと関連した要素は、麻薬、暴力、同性愛、エイズなどのような人類を破滅に追い込む因子ばかりなのです。
(288-283, 1997.11.30)
今日、ホモセクシュアルやゲイのような者たちが出てきて父母を否定し、夫たちもありとあらゆることを行い、妻たちもありとあらゆることを行っているのですが、これは宇宙の天法に背くことなので、宇宙の刑法による裁きをあの世に行って受けるのです。
(106-112, 1979.12.16)

 

ニ) 近親相姦
近親相姦そうかん関係を中心としたフリーセックス、ホモセクシュアルレズビアンなどが、「亡国の種」となって滅亡の世界に至るので、これに対して、ハナニムが最後の鉄槌てっついを下したものがエイズです。エイズは8年から10年の間、潜伏するのです。毎日のように病院に行っても分かりません。ですから、あなた方には、二世である息子、娘の嫁や婿を正しくもらう自信がありますか。しっかりしていなければなりません。一家一族がすべて滅びるのです。このようなものが韓国にまで押し寄せてきているのですが、無知蒙昧もうまいな韓国の青年たちが、「それは良いな!」と言うようになれば、滅亡の底無し地獄へ真っ逆さまに落ちるようになるということを知らなければなりません。なぜ、近親相姦関係をさせて家庭を破綻はたんさせ、国を滅ぼし、世界を滅ぼすようにしたのでしょうか。再臨主は、永遠不変の血族をつくるために来られ、ハナニムが創造時に理想とされたその血族をつくるために来られるのですが、サタンがそれを完全に台無しにしてしまったのです。台無しにしてしまったのですが、レバレンド・ムーンがこれに着手したのです。それは、統一教会ムン先生でなければ分からないことです。
(251-204, 1993.10.17)
統一教会は、天のための主流です。主流の位置にいるので、汚された罪悪世界のすべてのものを追い出さなければなりません。ですから、フリーセックスやホモセクシュアルをして、めちゃくちゃになったものを、すべて追い出さなければなりません。アメリカは40年の間で、どうして近親相姦、フリーセックスの世の中になったのでしょうか。フリーセックスを防御することができる専門家は誰ですか。これを防御することができる人は、来られる再臨主です。再臨主を中心として、この終わりにすべてが転換されなければならないのですが、来られる主人公を追放してしまいました。再び戻ってくることをサタンは知っているので、サタンが40年間でアメリカをめちゃくちゃにしたのです。
それが近親相姦でしょう? 近親相姦と関係するのです。ですから、離婚するのも、本妻が伝統を継承できなかったので、めかけが継承することができる時になったということです。その妾たちが被害を受けないようにするために、ハナニムが離婚制度を許可されたのです。


第二次大戦以後、女権運動とともに分裂が起きたのです。離婚もすることができる自由環境になったので、天国に帰っていくのに支障がないようになったのです。まさしくそのような時代相が現れたのです。
(254-59, 1994.2.1)
近親相姦関係が来るということは、絶対的に近親相姦関係を否定する、ハナニムのみ旨の世界が来るということを意味します。なぜでしょうか。サタン世界は、ハナニムのみ旨の時が来るのを台無しにするためのものなので、み旨に近い時が来れば来るほど、世の中にはそれと反対になる現象が現れるのです。
(261-44, 1994.5.22)
「終りの日」に離婚時代が到来し、アメリカは新婦国家であるにもかかわらず、このような混乱した立場に置かれるのです。近親相姦関係がここにあるのです。これは、イエス様の家庭で成されて解決するはずでしたが、イエス様の家庭、再臨主を追放してしまうことによって、アメリカ、エバ国家、自由世界が中心存在を追放したので、フリーセックス圏内に巻き込まれ、地獄に完全に落ちて滅びてしまうのです。
再臨主が来て、この道を変えておきさえすれば解決するはずでしたが、再臨主を追放したので、そのまま地獄に落ちて近親相姦関係、フリーセックス、ホモセクシュアルレズビアン、麻薬時代となり、地獄膨張世界になってしまったということを知らなければなりません。歴史は、そのように蕩減とうげんを負っていくのです。
(266-194, 1994.12.25)
「終りの日」には、どのような時代が来ますか。近親相姦関係が起きるのです。なぜそのようになるのでしょうか。イエス様の父親は、誰ですか。ザカリヤです。キリスト教では「聖神聖霊)によって身ごもった」と言いますが、うそです。無精卵を知っていますか。種がない卵です。卵は同じなのですが、種が入っていないのです。今日、堕落した人間は、無精卵です。ハナニムとは関係ないというのです。ですから、永生がありません。
(274-256, 1995.11.3)
マリヤは自分のお姉さんの夫を盗んだのであり、その息子のイエス様は腹違いの妹と結婚するのです。これは近親相姦です。これが明らかになる日には、道人たちが刺激を受ける内容です。朝、起きると、死ぬほど驚くようになっていたというのです。自分の妹を強奪するというのですから、死ぬほど驚くようになっています。
ザカリヤ家庭は、うんうん苦しみながらもそのことを話すことができないというのです。「終りの日」に現れる、このような現象は何ですか。近親相姦です。それが、新婦となったキリスト教の運命です。来られる主の前に、世界的家庭を中心として、新婦となったキリスト教を中心として、このような環境が展開するのです。分かりますか。入れ替えなければなりません。それゆえに、キリスト教では、妾が正妻になり、正妻が妾になる運動が起きるのです。
(274-289, 1995.11.3)


ですから、母親も自分の姉の夫を奪ったのであり、また息子は自分の妹と結婚をするのです。その家庭に破綻が起きるのです。雷に打たれるのです。これは何ですか。このようなことから近親相姦関係が起きるのです。乱交事件やフリーセックスという観念がここにあるのです。
(275-295, 1996.1.1)
マリヤがエバの使命を果たすことができなかったのです。復帰解放です! そのようなことも分からないキリスト教は、「終りの日」には秋風に散る木の葉です。審判の時には、秋風に散る木の葉のように落ちます。世の中に不信の愛をすべて審判するための風が吹くので、すべて落ちるのです。そして、全世界ではフリーセックスや近親相姦が展開するのです。近親相姦とは何ですか。父が娘と暮らし、息子が母と暮らすことです。おじいさんが孫娘を連れて暮らし、母が息子と暮らすのです。ですから、動物よりも劣るのです。完全に勝手気ままです。
(285-111, 1997.4.21)
近親とは誰ですか。父子関係、夫婦関係という最も近い愛の関係から混乱が起こるのです。サタン世界、悪のその世界の愛の痕跡こんせきで、残すことができるものは一つもありません。ですから、ハナニムがすべて整理してしまうのです。近親相姦が起きるのです。おじいさんが孫娘と暮らすのです。父親が、妻がいるにもかかわらず、娘と愛を交わすのです。全くそのようなことがあり得ますか。お兄さんと妹と、兄弟同士で暮らしているというのです。そこまで下りていきます。サタンは、ハナニムが最も貴く思っているものを破綻させようとするのです。
ハナニムが最も貴く思っているものは、近親相姦関係の相手ではありません。絶対理想的相対関係を近親相姦関係にしてしまったのです。サタンはそれを知っているので、ハナニムが立つことができる足場を完全に破壊するために行動したのです。
(286-136, 1997.8.9)
近親相姦は、ハナニムと関係ありません。完全にサタンとペアになったのです。どのアメリカ人もそれを否認できないはずです。これは摂理観です。分かりますか。すべて人生観を180度転換しなければなりません。そのようにしなければ希望がありません。そこには世界、国家、民族、宗族、家庭、個人、すべてありません。すべて堕落し、サタンとペアになってしまったのです。サタンが動けば、人類がすべて堕落と滅亡の地獄に落ちるのです。これがサタンの観点です。
(285-171, 1997.5.1)
洗礼ヨハネも、イエス様がマリヤを通じて、その非法的な妾を通じて生まれたということをすべて知っていました。それで、ヨルダン川で「ハナニムの息子だ」とあかししたのですが、よくよく考えてみると、「全く、ハナニムが伝統的メシヤを送るのに、妾の子供を送るとは!」と思ったのです。ここで見ると、イエス様は、「自分の妹と結婚する」と言い、マリヤは自分のお姉さんの夫を奪ったのです。これは何かというと近親相姦関係です。これが明らかになれば、完全にザカリヤ家庭は滅亡するのです。
(268-39, 1995.2.7)


なぜ40年間で、このようにめちゃくちゃになったのですか。再臨主でなければ分かりません。近親相姦関係の解除方法、解決方法を教えてあげなければならないのであり、それは再臨主でなければ分からないのですが、そのお方を追い出してしまいました。それにより、近親相姦関係がこの地上における普通のことだと思うようになり、皆がそれに染まり、サタンと共に地獄拡張世界をつくってしまったのです。キリスト教文化も、本来は導いて回っていかなければならないのですが、キリスト教文化さえも排斥し、何もない貧しい統一教会を中心として回らなければならないのです。
なぜこのような時代になったのでしょうか。離婚問題や近親相姦関係の問題は、このような蕩減復帰原則によって起こらざるを得なかったものだというのです。このような内容をはっきりと教えることによって、堂々とハナニムの所に戻っていけるようにするのです。そのような原則を中心として、早く日本の地に帰ってこの内容を教え、復帰を早めることがエバの使命です。エバが門を開かなければなりません。
(258-228, 1994.3.17)
エス様の当時、洗礼ヨハネの妹はイエス様の妹です。マリヤとエリサベツは姉妹、いとこの間柄です。お姉さんの夫であるザカリヤがマリヤを奪ったのです。このようなことが近親関係です。このような内容を知っている再臨主です。
(258-81, 1994.3.16)
マリヤ自身が、自分のお姉さんの夫と関係を結びました。そして、イエス様は妹と関係しようとしたのです。このような近親相姦関係の基準を中心として結末、蕩減原則の結末を見なければならないという原則があるのですが、それを知っている人は誰もいません。
唯一、再臨主、まことの父母しか知らないのです。しかし、そのお方を追い出してしまったので、それがそのまま伝統としてつながれることによって、アメリカは40年間で、その近親相姦関係をサタン的に拡張して地獄世界をつくってしまったのです。分かりますか。それはハナニムが承諾なさったからなのです。
(258-225, 1994.3.17)
エリサベツとマリヤが完全に一つになっていれば、イエス様と洗礼ヨハネが一つにならなくても、ザカリヤは反対できずにどうすることもできなかったのです。ザカリヤが反対していれば、あのような事件は起こり得ません。マリヤが自分の姉の夫とくっついて、赤ん坊を生むということがあり得ますか。それに同調することができますか。近親相姦関係というものがここから出てきたのです。この世の「終りの日」には、必ずこのようなことが起こります。
(251-249, 1993.10.31)
ヨセフは、マリヤに対してどれほど疑ったことでしょうか。おなかの中にいる赤ん坊が誰々の赤ん坊だということをその時に話していれば、一族が滅亡するのです。全く、このような家があるかというのです。ですから、マリヤは口を開くことができませんでした。「聖神聖霊)によって妊娠しました」としか言えなかったのです。その当時、未婚の女性が赤ん坊をみごもれば、石で打ち殺したのでしょう? これは近親相姦関係です。一族が一気に処分されるのです。そのような立場を、マリヤも、エリサベツも、ザカリヤも、洗礼ヨハネも、みな知っていたのです。そのような関係をもって生まれたイエス様だということを、洗礼ヨハネが知らなかったでしょうか。問題になるのです。「近親相姦関係によって、余計なものとして生まれたイエス様がメシヤなのですか」と言ったのです。それは、あり得ないというのです。ヨルダン川の川岸で、天の門が開きながら、あんなにもはっきりと教えられたにもかかわらず、それをすべて疑える内容が豊富にあるのです。
(251-249, 1993.10.31)


蕩減復帰原則からそのようなことを知っていれば、イエス様は洗礼ヨハネの妹を嫁にすると考えなければならないでしょうか、考えてはならないでしょうか。このように見るとき、洗礼ヨハネの妹は、イエス様にとっては誰ですか。自分の妹です。腹違いの妹です。ですから、復帰していかなければならない家庭において、最後に残された近親相姦関係を、そのまま経なくては復帰することができないのです。
今日、新婦国家であるアメリカと自由世界が、キリスト教を中心として新婦の基台を備え、来られる再臨主を迎えていれば、ここで復帰するすべが分かるのです。来られる新郎を追い出してしまったので、悪魔は、これに乗じて近親相姦関係を拡大したのです。それがフリーセックスになってしまいました。近親相姦関係になってしまったのでしょう? 近親相姦関係の位置に行って、すべて転換しなければならないのです。
再臨主に侍り、新郎と一つになっていれば、天国へ戻っていく道が分かったのですが、来られる主を追い出し、ハナニムを追い出したので、悪魔は自分の側を中心として、ハナニムが理想とする家庭と国家と世界を滅亡のるつぼへ掃き捨ててしまいました。最近、全人類がエイズによって滅亡を予告された位置に来ているということを知らなければなりません。先生がその責任をもたなければなりません。
(251-202, 1993.10.17)
エリサベツが、自分の夫にいとこのマリヤを紹介してあげたというこのような問題があるので、近親相姦関係が生まれるのです。先進国であるアメリカは、このような過程を最後まで行き、そこで転換しなければなりません。ハナニムが承諾したのでこれが生じたのであって、ただ生じたのではありません。近親相姦関係がなぜ出てくるのでしょうか。自分のお姉さんの夫を、妹が強奪するのです。それを近親相姦関係というのです。ヤコブ家庭でレアを入れたのはなぜかというと、蕩減法において、堕落したエバがいなくては復帰時代がなくなるからです。女性世界においてもカインがいなくてはならないのです。同じ道理です。
(251-196, 1993.10.17)
エリサベツが、御霊みたまや天の指示によって、自分の夫と自分の妹を関係させたのです。それは、普通のイスラエルの法ではすることができないことです。これが近親相姦です。このようなことがあるので、キリスト教の新婦の立場にいるアメリカが再臨主を迎えていれば、天に帰っていく道が分かったはずなのですが、再臨主を追い出したので、サタンが主人となって全く反対の方向に行くようになるので、近親相姦やフリーセックスでめちゃくちゃになってしまったのです。
(250-200, 1993.10.14)


マリヤは、イエス様の父親が誰かということを知っていました。ザカリヤとエリサベツも知っていました。洗礼ヨハネも、イエス様が自分と同じ父親から生まれた兄弟だということを知っていたのです。これが問題です。イスラエルの法では、そのような関係は許すことができないようになっています。それは、近親相姦によって不倫したことです。マリヤは、ザカリヤの家庭でお姉さんの夫と性関係を結んだというのです。
(248-144, 1993.8.1)
今日、「終りの日」において、近親相姦を中心としてアメリカの家庭が破綻するということを知っていますか。このような中心存在を中心として、歴史がこれを軸として、すべてが別の世界へ戻っていかなければならないのですが、本妻を追放してなくしてしまいました。ただそのまま流れていくので、すべて敗亡する「亡国の種」になってしまいました。近親相姦、フリーセックス、ホモセクシュアル、アへン王国時代となり、すべて腐ってしまいました。近親相姦関係によって、イエス様の根源的血族基準をこのように入れ替えなければならない運命があったということを、誰も知りませんでした。
もし、これができていれば、ここで直系のイエス様を中心として、これが長子権のプラスとなり、これはマイナスとなって、これらが一つになって天国に入っていくのです。ハナニムの懐へ戻っていくのです。それができなかったというのです。このようなことが国家的基準においてできなかったので、世界的終末時代にはそのような世界が展開するのです。
(262-212, 1994.7.23)

 

 

② 誤った性の解放文化をどのように収拾すべきか

イ) 愛の秩序が乱れる「終わりの日」
まことの愛は貴いものなので、真の愛を蹂躙じゅうりんするということは宇宙的な犯罪になるのです。不倫、青少年たちの淪落りんらく、家庭破綻はたん、近親相姦そうかん、同性愛、形容し難い性犯罪など、今日の現実はハナニムを悲しませています。
創造理想は崇高で、永遠の愛を中心とした家庭理想の成就にあるのですが、なぜこのような結果を招来したのでしょうか。それは終末を迎え、人間始祖の堕落した結果がそのまま結実することによって、すなわちいたとおりに収める世紀末的様相を呈するからだ、と言うことができます。
(135-12, 1985.8.20)
アメリカの人々はこれを知りません。アメリカには真の愛の基盤がないというのです。最終的には愛によって滅亡するのです。カップルが破壊され、兄弟関係が破壊され、父子関係が破壊されるのです。近親相姦が繰り広げられ、地獄に落ちていくのです。すべて破壊されたというのです。完全にゼロポイント(零点)となり、新しくつくり直さなければなりません。「ワン・ワールド・アンダー・ゴッド(one world under God)」です。そこには、いかなるカラーもなく、いかなる障壁もなく、いかなる習慣も、伝統もあってはなりません。家庭の父母主義だけが残るのです。それは、父母が子女を愛するように、投入して忘れてしまうことです。それが天国のコンセプトです。
(293-152, 1998.5.26)


これが根源なので、サタンがこれを完全に破綻させたのです。フリーセックスからホモセクシュアル、近親相姦関係によって、すべて滅ぼしてしまったのです。私たちは、これを完全に克服しなければなりません。地上地獄になっているので、180度反対の道へ行かなければなりません。私たちはこのような理想をもっているので、問題なく、180度を中心として理想的家庭の土台の上に理想的国家ができ、理想的世界を成し遂げることができるのです。
(261-284, 1996.6.20)
フリーセックスは悪魔です。ハナニムの理想がこの地上から跡形もなくなるようにさせ、足を踏み入れることができなくなるようにする破壊的な作戦です。そして、麻薬を通して精神異常者をつくっておきました。このような所では、正常な立場の天理大道たいどうの原則、愛の花、愛の夫婦の理念を探し出すことはできません。このような状態で、ハナニムの復帰の理想を成し遂げることができますか。40年で、なぜアメリカがこのようになったのかというのです。
(253-303, 1994.1.30)
フリーセックスと近親相姦関係が勝手気ままに勢力を振るう世の中になりました。これは、どうしてこのようになったのでしょうか。イエス様の時に、このようなことを解決しなければならなかったのです。また再臨主が来て、必ず近親相姦関係を解決しなければなりません。しかし、来られる主を追い出してしまったので、自由世界が今、地獄に落ちていっているのです。みな列をつくって、がけから落ちていくのです。ここで転換するすべが分からないのです。私がいれば、あのようになりませんでした。自由世界が先生を追い出し、40年間でめちゃくちゃになったのです。
(252-139, 1993.11.14)
女性一人で完成することができますか。できません。アメリカの女性は、「私は嫌だ。私は結婚しない、結婚したくない、でも子供はもちたい!」とそのように言うでしょう? どうしてそのようになったのですか。「祖父母も必要なく、父母も必要なく、夫婦も必要なく、兄弟も必要なく、すべて必要ない」と言うのです。そして、一人では生きられないので男性同士くっつき、女性同士くっついて、それで慰労するのですか。それが慰労の方法ですか。どこから近親相姦が出発しましたか。その背後はフリーセックスです。
(248-111, 1993.8.1)
この地上で暮らしている男性や女性は、動物的人間に転落してしまうのです。言い換えれば、性問題においては動物と同じだというのです。これがどのようになってしまったのかというと、おじいさんが孫娘を連れて暮らし、叔父がめいを連れて暮らすのです。このように、理想的愛の圏内では想像もできない破滅的環境を中心として、世の中は崩れていくというのです。母親と一つの家で暮らしながら、娘が父親と愛を行うのです。そのように暮らしながら、テレビに出てきてインタビューまでしています。アメリカには、このような近親相姦関係が20パーセント以上あるというのです。
(208-304, 1990.11.21)
ハナニムは、堕落した人類を干渉することができません。自分の愛していた恋人を奪って子供を生んだのです。そのような所に訪ねていき、その悪魔の隣で愛することができますか。これは空言ではありません。それゆえにローマも淫乱いんらんによって滅びたのであり、アメリカも今、淫乱によって滅びるのです。ポンペイのような所に行けば、今も淫乱の痕跡こんせきが残っています。3代で近親相姦が起きた痕跡です。アメリカのような所は20パーセントがそうです。これは滅びるようになっているのです。
(197-265, 1990.1.19)


アメリカが、なぜ滅びつつあるのか分かりますか。私が以前、警告しました。近親相姦関係がどれほど多いか知っていますか。20パーセントです。この国がです! おじいさんが孫娘を連れて暮らし、父親は、その妻がいるのに娘を連れて暮らしているのです。終末的滅びのきざしがすべて現れ、天から原子爆弾が投下され、直撃爆弾を受けかねない時代に入っているという、この恐ろしさを知らない先進国家です。そこに私と統一教会が必要なのです。統一教会がなければ、収拾することができません。絶対にできません。
(201-165, 1990.3.30)
男性は天使長の立場です。それゆえに、アメリカでは、自分の娘と自分の母親までも犯す事件が起きています。親族による近親相姦問題が20パーセントを超えています。サタンがおばあさんから、自分の母、自分の妹、自分の娘まで攪乱かくらんしているのです。それゆえに先生は、そのようなサタン圏を全滅させるために、地獄全体を包囲する作戦を立てているのです。
(227-71, 1992.2.10)
エス様が十字架で亡くなることによって、左側であるサタン世界が勝ちました。ローマ教皇庁が責任を果たせなかったことによって、フランス革命、人本主義を経て、無神論的物本主義に落ちていったのです。ハナニムを追放し、人間を追放し、物まで追放して哀れな存在になりました。食べるものがなくて苦しんでいるのです。誰がそのようにさせたのでしょうか。ハナニムがそのようにさせたのです。
この民主世界において黄金万能を誇り、キリスト教文化圏の恩賜を知らず、それを天の前に返すすべを知らず、人間的責任を果たすことができずに、動物的人間になってしまったのです。キリスト教文化の背景を中心とした家庭において、どうして近親相姦というものがあるのですか。悪魔の祭物となって腐って落ちてしまったのです。
(214-243, 1991.2.2)
アダムは、10代で堕落しました。父母の承諾なく木陰で堕落してしまったのです。そのように蒔いたので、そのように出てくるのです。なぜこの時代において、10代が世の中の問題になり、誰も手をつけることができない全権時代になったのですか。これは避けることができません。これを料理することができる唯一の道は、来られる真の父母の道理を知ることです。真の父母の道理を知らなければなりません。
(262-212, 1994.7.23)
韓国の歴史において、世界的に誇れるものとは何かというと宗族圏です。先祖を崇拝して一つの伝統と純粋な血族を保ち続けるために、ハナニムが摂理の中で残された民族だというのです。ですから、そのような不倫のやからが出てこないように、早く整備をしなければなりません。今、アメリカのような所では近親相姦が問題になっています。おじいさんが孫娘を連れて暮らし、父親が娘と暮らし、兄が妹と暮らし、ありとあらゆる事件が起きています。今、そのような風潮が生じており、8親等同士で結婚するようなことが起きているのです。これをなくして処断してしまうのです。それを整備しなければならない私たちの使命は大きいのです。清い宗族を継承する伝統を守り、民族の道徳観念を継承、養育させなければならない責任があるというのです。
(213-154, 1991.1.16)


ロ) 絶対純潔、血代を汚してはならない
千代、万代純潔を守る血代にハナニムはついてこられるというのです。千代、万代、直系の血統を残すことが、私たち人間の願いであり、人類始祖アダムとエバの願いだったという事実を知らなければなりません。その伝統的な思想はなくなりません。なぜですか。ハナニムが計画されたことは絶対的だからです。そのみ旨は、いつか必ず成し遂げられなければなりません。成し遂げることができなければ、ハナニムになることはできません。これは変わることがありません。
数多くの宗派の争い、数多くの宗教の争い、数多くの国家の争いは、ハナニムのみ旨ではありません。ハナニムのみ旨はそのようにはなっていません。それは、すべて壊れていくのです。
(249-188, 1993.10.10)
まことの父母は、アダムとエバが失敗したすべてのものに責任を負い、それを解決してあげなければなりません。解決しなければ、真の父母の位置に戻っていく道がありません。父母がいたので、父母となる者が収穫し、悪いものは火で燃やし、良いものは倉庫に入れ、万民が要求する種を分配してあげなければなりません。それが原理のみことばです。真の愛のみ言です。純潔の血統のみ言です。理想夫婦の愛のみ言です。それ以外に人間として尋ね求めていく道はありません。それ以外はすべて消えていくのですが、これは、人間の生命と共に、永遠の生涯と共に行くのです。原理のみ言は、それほど貴重なものです。
(256-28, 1994.3.12)
本然の血統を失ってしまった所では、心情文化は生まれません。文化というものは、歴史性を通じて連結されるものです。家庭を中心とし、社会を中心とし、国家と世界を中心として、これが連結されなければなりません。「本然の血統と連結された心情文化世界を完成することをお誓い致します」。
純潔な血統を残すことが問題です。それができなければ、自分たちと心情文化世界が断ち切れてしまうのです。あの膨大な天国は、私が暮らすことのできる心情的基盤となっているのですが、心情文化世界ができなければ、その世界が断絶されるのです。それゆえに、心情文化圏を中心とした生活をしなければなりません。
(260-305, 1994.5.19)
堕落は何によってなされたかというと、淫乱いんらんによって堕落したという結論を、私たちは話すことができます。堕落論を語る前に、このような話をすべてしなければなりません。サタンは淫乱の神でした。淫乱の神です。ハナニムは純潔の神です。これは何を意味するのでしょうか。血統です。血筋のことをいっているのです。サタン世界は、すべて淫乱の世界、悪魔の世界です。
(266-22, 1994.12.4)


清い血統、純潔な血統を維持しなければなりません。ハナニムが堕落したアダムとエバを追放したのと同じように、血統が汚されれば、完全に自分を除去してしまい、堕落した人と共に再び人類の後ろに回って入ってこなければなりません。今後、責任者には、このような純潔を守っていく人だけがなることができます。この人たちが主流の伝統思想を受け継いで相続していくはずです。祝福を受けた家庭が再堕落することは、許すことができません。この西洋社会は、めちゃくちゃです。
(268-110, 1995.3.31)
麻薬中毒になれば、どのようになるか知っていますか。愛の中毒は、麻薬中毒よりももっと強いということを知りませんか。偽りの愛の中毒にかかって、人間がこのように滅びるようになったのです。女性もそうです。女性が二つの心をもったのです。夫と愛する時、「ハナニムが訪ねてこられる」と思わなければなりません。自分の夫に、「ハナニムが降臨された」と思わなければなりません。「寝る場所を、今晩きれいに整えなければならない」と言って、あらゆる精誠を赤ん坊の種の時から動員しなければなりません。赤ん坊の時に動員し、兄弟の時に動員し、夫婦の時に動員し、母の時に動員して、四大心情圏を動員したそのような純潔な夫と妻が愛するというのです。そのように考えてみましたか。
(273-21, 1995.10.21)
女性というものが、どれほど恐ろしい存在でしょうか。女性一人を誤って扱えば、国も滅び、一生も台無しになるのです。また、女性も同じです。夫一人誤れば、国も滅び、自分の一族も滅び、先祖から残してきた純潔の1代がすべて傷つくのです。深刻です。それゆえに、女性の前における、最高の真理の真の本体は何かというと夫です。夫に対して初愛を与えたというのです。初愛は交換することができません。ハナニムを与えても交換することができず、アダムを与えても交換することができません。完成したハナニムとアダムの二人をあげて、初めて交換するようになっています。このように途方もないものだというのです。
(275-83, 1995.11.3)
ハナニムも干渉することができず、サタンも、つくっておいたのちに、「おい、おい! 間違っていた。もう自分もついていくことができない」と、このようになりました。ですから、喜ぶ人がいません。それで、自殺する人がますます増えていきます。自分の体にとって最も貴いものとして守らなければならず、このような価値的な愛の本拠地として守ってきた純潔を、四方から蹂躙じゅうりんするのです。お父さんとお母さんが保護することができる環境にならなければならないのに、おじいさんから、お父さん、お兄さんへと、このように蹂躙してきたのです。ですから、夢でも男性は見たくないのです。死んでも嫌だというのです。
(283-32, 1997.4.8)
体を占領しなければなりません! 体と連結した五官を占領しなければなりません! 肉的な愛についていくのですか、精神的な愛についていくのですか。1000万回死ぬようなことがあったとしても、貞節を守らなければなりません。結婚する女性と息子、娘たちは、純潔を守らなければなりません。結婚前は純潔を守り、真の人と結婚したのちには貞節を守らなければなりません。分かりますか、この女性たち。
(286-161, 1997.8.9)


エデンの園で青少年問題を蒔き、誤って結婚したので、ひっくり返して再び天の側において結婚式をしなければならず、血統を転換しなければならないという論理を理論的に肯定しなければなりません。それで、青少年の絶対性、純潔を主張するのです。絶対性です。絶対的です。何ゆえにですか。絶対的愛ゆえにです。唯一、不変の永遠の愛ゆえにです。永遠の愛ゆえだというのです。愛ゆえにこのようになったのであり、偽りの愛でこのようになったので、真の愛でひっくり返さなければなりません。
(288-48, 1997.10.31)
生殖器保全しなさいというのです。オリジナル生殖器を保存する運動をしなければなりません。ハナニムは、純潔な愛の器官を創造されたのです。皆さんは、それを守らなければなりません。絶対的器官です。絶対一つの方向です。絶対一つの方向に連結した愛の道に永遠に従わなければなりません。ハナニムが本来、願われた生殖器だというのです。人々は、それが愛の宮殿だということを知りません。愛の宮殿、生命の宮殿、血統の宮殿、良心の宮殿だというのです。四つの宮殿が1箇所に集まったのです。最高に神聖な場所です。永遠に清く守っていかなければなりません。
(228-67, 1997.10.31)
絶対純潔の伝統をいかに残すかということが問題です。これを汚せば、イスラエル民族は石で打ち殺しましたが、今は違います。それよりももっと恐ろしいのです。アダムとエバという一人息子、一人娘を追放したハナニムのその心情の前に再び堕落するということは、夢にも考えられないというのです。それで、限界線を宣布しなければなりません。限界線を宣布するその日となる時に残された者たちは、すべてサタン側に残された長子の中の悪の長子たちです。
(288-111, 1997.11.25)
カナン復帰路程において、モーセに従い、今こそカナンの地に入城しなければなりません。今こそ王権を取り戻さなければなりません。エジプトでの430年の受難の道において、ハナニムの4000年歴史の悲惨な、それ以上に悲惨であっても耐え、すべてのことを越え、天の前に慰労して、謝罪することによって天国に行くのではありません。悔い改めたからといって天国に行くのではありません。峠を越えて悔い改めたのちに天を慰労し、真の父母を慰労し、その息子の新しい血筋をもって、永遠に純潔的血統を残そうと誓って約束した基台の上において、相続権が展開するのです。
(288-114, 1997.11.25)
ハナニムの前に誓約をしなければなりません。今まで、自分が純潔を中心として生きることができなかったことを、すべて振り返って否定し、新しい真の純潔と貞操を誓うのです。統一教会は、嫁に行くまでは純潔を守り、嫁に行ってからは貞操を守らなければなりません。それは、誰のためでしょうか。自分のためではありません。夫と家庭と国と世界のためです。そうでなければ、永遠の世界である天国に入っていくにおいて、個人的な天国、家庭的な天国、民族、国家、天宙的な天国、ハナニムの愛に定着し得る位置まで行くことができないのです。どうすることもできません。
(288-146, 1997.11.27)


未来の世界は、家庭の純潔を保全し、家庭の価値を守護するという道徳律が定着するかしないかによって、天国と地獄の分かれ目に置かれるようになるはずです。世界各国が一様に悩んでいる青少年の退廃と絶え間ない麻薬による犯罪、増加する家庭破壊と離婚、エイズ蔓延まんえん、性犯罪などを、政治権力によって解決することができますか。現在の学校教育や宗教的教えでも解決することができずにいます。
(288-139, 1997.11.26)
今後、先生が祝福する時は、浮気をして貞節を蹂躙した人はしてあげません。純潔な男性、女性でなくては結婚させてあげません。エデンの園のアダムとエバが定着して天下の公的な位置に立つようになるとき、堕落した息子、娘を集めて祝福してあげるでしょうか。そのようなことはあり得ません。
それゆえに、浮気をして男女関係がある人は、どのような男性や女性であっても、今後、統一教会の祝福を受けられないということを知らなければなりません。純潔な未婚の男女でなければならないのです。そうだとすれば、「祝福を受けて生まれた息子、娘しかいないだろう」ということが先生の考えです。それで、祝福家庭の子女だけを結婚させてあげるのです。
(233-351, 1992.8.2)
ここから、女性は、すべて貞節を守るのです。純潔な宗教は、性問題を絶対に拒否する宗教とならなければなりません。それでキリスト教が、「すべての罪は骨の外の罪だが、淫乱は骨の中の罪だ」と言ったのです。サタン圏内の世界とはこのようなものです。このようにして、すべて妨げているのです。数多くの人々は、サタン世界の愛に反対してきました。すべてサタン世界になってしまうところを、ハナニムは、イスラエルの宗教とキリスト教を中心として、世界を革新し、新婦の貞節の道理を立ててきたのです。ここから新郎新婦が一つになれば、この二つの世界は道が開けるのです。
それで、歴史的な伝統世界の純潔な新婦、純潔な新郎が来て愛し、一回りするようになれば、これがすべて崩れます。それゆえに、歴史始まって以来、キリスト教文化圏を開門するために、大勢の女性が犠牲になってきたのです。捕まえられていって強姦ごうかんされ、主権者たちからあらゆる辱めを受けたのです。
(238-276, 1992.11.22)
もしイエス様が結婚して、自分が愛する以上に愛してくれる女性と愛を成していれば、そこから生まれた息子、娘を、悪魔は引っ張っていくことができるでしょうか。ハナニムが連れていくのです。キリスト教徒たちは、「何だかんだ」と言って大騒ぎするでしょう? 純潔なイエス様が、善の男性として善の女性を迎え、ハナニムが保護することができる家庭をもっていれば、どのようになっていたと思いますか。そこで善の息子、娘が生まれていれば、2000年が過ぎたのちには、既に世界は統一されていたはずです。一族なのです。700年もかからないというのです。そのようになっていれば、イスラームイスラム教)やムスリムイスラム教徒)は現れていません。
(245-45, 1993.2.28)


純潔な高次元的な良心、高く、広く、深い良心世界の活動舞台を追求し、そのような愛の基台を願う人であればあるほど、霊界における活動舞台は、広く、高く、大きくなるのです。自分のことだけを考えれば、どんどん狭くなっていくのです。
(275-70, 1995.11.3)
祝福を受ける夫婦は、自分の家庭と夫婦の結合をハナニムの前に誓約し、配偶者に対して永遠の信頼と純潔を誓い、そして子女に対しては、高い道徳と純潔を教えながら養育することを約束するでしょう。この夫婦たちは、言語と人種と国家と宗教の背景が様々です。しかし、彼らはハナニムの愛、そして世界平和の出発はハナニムを中心とした完全な家庭から来るという信仰ゆえに、この祝福式に同参しました。私は、皆さんがこの歴史的な式典において、見物するだけでなく、皆さん、または関係のある周囲の人々と共にハナニムの前に出て、自らの結婚誓約を更新するように招待します。
(288-165, 1997.11.27)

 

3) 真の父母と根本復帰

 

① 根本問題解決のためには、堕落の起源を知らなければならない

世界の問題を解決し、人類の道徳問題をすべて解消するためには、堕落原理がなければなりません。堕落原理がなくては、人間の問題は是正することができません。これは、サタンが天を裏切り、歴史を引っ張ってきた最後の絶望的終末現象だというのです。これは、人類を破綻はたん、滅亡させるためのサタンの戦略です。これを解消しなければ歴史が解かれません。
歴史が解かれなければ、歴史を清算することはできません。そこに代案を中心として、ハナニムの創造と理想の代案を中心として、私たちは「神主義」に帰ろう、まことの愛主義に帰ろうというのです。それは自分自身のためではなく、利他的なことです。愛の相対を創造しなければなりません。そのような内容でなければ、収拾する道がありません。
(219-266, 1991.10.11)
人類歴史の堕落の起源は、結婚を誤ったということです。偽りの父母を中心として結婚式を誤りました。どの時期ですか。青少年の時です。ですから、青少年の淪落りんらくエデンの園で始まったのです。青少年の淪落を植えたというのです。それによって、アダム家庭を中心とした全体のハナニムの理想は完全に壊れてしまいました。
そのように植えたものが、ただそのまま植えたものが、次第に大きくなり、「終りの日」になれば、このように結実する時が来ます。世界的に青少年の淪落を防ぐ者がいません。アメリカ自体が防ぐことができません。これがフリーセックスの様相を呈し、ホモ、レズビアンの様相を呈しています。めちゃくちゃになったというのです。アメリカの教育やアメリカの宗教が防ぐことができますか。アメリカの政治や経済の力によっては防ぐことができません。軍事力によっては防ぐことができません。完全にお手上げだというのです。


それでは、誰が解決することができるのでしょうか。ハナニムだけが解決することができます。偽りの父母が植えたのです。その罪を犯した動機は人間だというのです。偽りの父母、アダムが誤ってこのようにしたのであり、アダムが無知の中で堕落したので、アダムがこの地で完全に知らなければならないのです。ハナニムの秘密とハナニムの完成基準の目的がどのようになっていて、悪魔がどのような失敗をしたのかを詳細に知ることによって、サタンを屈服させ得るのです。
(302-222, 1999.6.14)
世界の難しい問題の原因は何かというと、男性と女性の二人の人間にあります。男性と女性がもつれたことが国家、世界の問題になりました。天地における問題となりました。この男性と女性における問題とは何ですか。愛です。愛の問題において誤ったというのです。それゆえに、エデンにおいて偽りの父母によって青少年が淪落し、アダム家庭を粉々に破綻させたことを、真の父母が来て収拾しなければいけません。真の父母が来てしなければなりません。
ハナニムの愛の血統を伝授し、愛を中心とした生命体、偽りのオリーブの木ではなく真のオリーブの木になるのです。真のオリーブの木になれば、血筋が変わるのです。ムン総裁は、ハナニムの血筋を連結させることができるすべての理論的な体系をもっている人です。その道を行けばそうです。それは証拠的事実です。
(302-226, 1999.6.14)
それで、今、文総裁がしていることとは何ですか。青少年問題を中心として、アメリカ、ロシア、中国はもちろん、先進国家の世界の代表的国家は、すべてお手上げです。宗教世界までお手上げです。それを解決することができる特権を受けた者は誰かというと、文総裁だというのです。文総裁しかいません。
(302-228, 1999.6.14)
いたとおりに収める」と言ったので、エデンの園でアダムとエバが青少年の時に淪落することによって、世界的に家庭というものが一つもなくなるように完全に破綻させてきました。その時が「終りの日」です。その時が、正に今の現実です。
アメリカの人々に世界観がありますか。ありません。国家観がありますか。ありません。社会観はもちろん、宗族観、民族観、家庭観もありません。自らの父母をすべて否定しています。個人主義です! 個人主義は何かというと、悪魔である天使長のその位置に戻ることです。男性が女性を否定し、女性が男性を否定するのです。「終りの日」になったので、最後にはサタンは、その正体を現さなくてはなりません。
そのようにして完全に家庭を破綻させました。青少年問題、家庭破綻を収拾するすべがありません。サタンも収拾するすべがなく、ハナニムも収拾するすべがありません。ハナニムが収拾することができるならば、エデンの園のアダム家庭の時に収拾していたはずです。
エデンの園で手をつけることができなかったハナニムが、今、滅んでいくこの世に手をつけることができますか。これは、誰が責任を負わなければなりませんか。無知で堕落させられることによって、偽りの父母がこのように滅ぼしたので、真の父母が完全にハナニムの秘密、サタンの秘密を知って、サタンの秘密をハナニムの前に告訴してしまわなければなりません。「お前、よくよく見ると殺人鬼だな、こいつ!」と言うのです。いくら隠れて生きてきた殺人犯であっても、その証拠を出されれば、自分の罪状をありのままに告げて判定を受け、永遠の人間世界から流れていってしまうではないですか。同じことです。今の現実が、これとちょうど同じだというのです。
(302-224, 1999.6.14)


人類始祖の堕落によってハンに満ちたハナニムを、慰労しなければなりません。堕落したアダムとエバによって、大きな悲しみのくぎが刺さっているハナニムを慰労し得る立場で出発しなければなりません。そのようにしようとすれば、悲しみのハナニムを慰労し得る孝子とならなければなりません。
家庭を代表した孝子、国家を代表した忠臣、世界を代表した聖人、天地を代表した聖子せいしの道理をすべてなすことによって、慰労してさしあげなければなりません。それだけではありません。私が間違いなく新しい青少年を動員し、新しい祝福をなして、アダムが破綻させたすべての要素を根絶しなければなりません。
(302-224, 1999.6.14)
人類の願いは何かというと、堕落の仮面を脱ぐことです。堕落の仮面とはでしょうか。血統が変わったというのです。血統の堕落とは何でしょうか。男性と女性が性関係を誤ったということです。誰を中心としてですか。サタンを中心としてです。
アダムとエバが子女を生んだ時が、堕落する前か後かというとき、「堕落する前だ」と言う人はいません。その子女を生むことができるように、誰が結婚式に責任をもったのでしょうか。ハナニムは、追い出した人々に対して責任をもつことができません。間違いなく悪魔サタンを中心として結婚式をしたのです。
ですから、ハナニムがアダムの心に入っていき、夫婦を完成しなければならなかったその位置をサタンが占領し、サタンの血統を植えつけたというのです。堕落することによって下部を覆ったでしょう? 取って口で食べたとすれば、口と手を覆わなければならないのに、口と手を覆ったのではないのです。その場所が血統的恨みの根拠地となりました。
(302-220, 1999.6.14)
そのようなことを考えるとき、文総裁が「契約の箱の中の二つの石板は、アダムとエバのことをいいます」と言ったのですが、それを象徴しているのです。至聖所とは、その場所です。誰も触ることができません。触ってすべて滅びたのではないですか。至聖所は、その場所です。それから、芽を出したアロンのつえです! この杖は何でしょうか。永遠に死なないということです。死んだ杖から芽が出てくるので、永遠に死なないということです。何を中心としてでしょうか。本然の愛です! 愛がなければ死にます。それで、芽を出したアロンの杖が出てくるのです。そのような意義があるので、聖殿に置いて祭ったのです。ですから、ハナニムの体を象徴したものが幕屋です。体は聖所であり、至聖所はその場所です。
(325-62, 2000.6.29)

 

② なぜ真の父母が必要なのか

私たちに必要な人は誰かというと、まことの父母です。偽りの父母から出発したことを、真の父母から出発させなければなりません。偽りの父母とは何かというと、偽りの愛から、偽りの生命、偽りの血統を受けたものです。これをひっくり返さなければなりません。ですから、真の父母の愛を中心として、いかにして真の生命と真の血統を受け継ぐのでしょうか。言い換えれば、生命の種を誤って受けたので、これをいかにして再び本然の種として受けるようにするのかというのです。


この問題を考えるとき、真の父母がいなければ受けることができないので、この地上にメシヤが来られ、そのメシヤの種、真の父母の新しい生命の種を再度注入し、接ぎ木しなければなりません。これを通して、本然の真のオリーブの木の位置に戻っていくのです。簡単なことです。ですから、ハナニムは、私たちの本当の父母です。ですから、どれほど近いでしょうか。縦的な父母がハナニムであり、真の父母は横的な父母として、理想の愛を成すのです。
(218-223, 1991.7.29)
なぜ真の父母が必要でしょうか。サタンの愛、生命、血統基盤を清算するために必要です。なぜ男性と女性がそのような位置に落ちましたか。生殖器ゆえにです。本来、生殖器は愛の王宮です。
今、その愛の王宮がどのようになっていますか。愛の王宮であり、生命の王宮であり、血統の王宮だという、そのように貴いものが人間の生殖器です。これは汚いものですか。神聖なものです。それが堕落によって汚いものになってしまいました。本然のハナニムの観点から見れば、それは汚いものではなく、神聖なものです。最も貴いものです。生命、愛、そして血統がここに連結されています。そのように神聖なものをサタンが汚しました。
(218-176, 1991.7.28)
本来、アダムは皆さんの先祖となる父母だったのですが、ハナニムの愛を連結させることができませんでした。それを連結させることができなかったのです。それゆえに、皆さんの父母は、皆さんをハナニムの愛に連結させることができないのです。真の父母が違うのは、ハナニムの愛を連結させることができる特権をもってきたという点です。皆さんが父母の言葉を聞かずに統一教会ムン先生の話を聞くので、これは社会の正義ですか、悪ですか。正義です。天宙の原則がそのようになっているからです。
(118-147, 1982.5.23)
どのようにすれば真の父母になるのでしょうか。人類始祖の堕落によってふさがった垣根を壊すことができる責任的な条件を立てることができてこそ、真の父母になるのです。私たち統一教会を見れば、ここにはプロテスタントカトリック、仏教、儒教ムスリムイスラム教徒)がすべて入っています。仏教もここに入っているのです。そのことを知っていましたか。知らなければ恥をかくのです。ここに入ってくれば、宗教が一つになることができます。それから人種問題ですが、五色人種が一つになることができるのです。
(118-270, 1982.6.13)
メシヤは、本然の愛、真の父母の愛を完成した男性として来られるお方です。本然の理想的な代身者として来られるのです。「私」という話をするたびに、これを考えなければなりません。ですから、解放されるのでしょう? そのようになっています。サタンから解放、生活圏において解放、血統圏から解放されればすべて終わるのです。


それでは、解放されて何をするのですか。悪魔ではなくハナニムに侍り、文化圏を形成しなければなりません。真の父母の生活圏を形成しなければならないのです。完成したアダムの位置に立つので、生まれた目的を完成するのです。したがって、私に真の父母の愛が宿り、ハナニムの愛が宿るのです。その愛は、私を完成させることができる調和の根本です。言い換えれば、それは、私に愛があり、生命があり、血統があるということです。三位一体です。
(202-283, 1990.5.25)
真の父母を中心としたところから理想的な歴史の出発、新しい文化の出発、新しい愛の出発がなされ、新しい人生の出発、新しい家庭の出発、新しい国家の出発、新しい世界の出発がなされ、天国とハナニムの愛の出発がなされるのです。
この真の父母という言葉は、今まで知っていたそのような内容の言葉ではないということを、皆さんは知らなければなりません。このような後世と関係を結ぶために国も滅び、個人も滅び、家庭も滅びました。したがってこの位置は、数多くの、数千億万の犠牲となった祭物の血が訴えている位置だということを、皆さんは知らなければなりません。
聖書には、アベルがカインに殺害されて血を流すことによって、天に讒訴ざんそしたと書かれています。そのような歴史をすべて解怨かいおん成就することができる位置は、この位置しかありません。そのような使命を受け継ぎ、そのような驚くべき蕩減とうげんの道をまっすぐにするために集まった群れが、正に皆さんです。それが本当に分かれば、自分の命がどうで、私がどうだという不平は、夢にも、千回死んでも言うことができません。
(67-226, 1973.6.27)
本来、ハナニムの創造理想は何かというと、真の父母の名を通じて天国の王国と地上の王国を完成することです。これを知らなければなりません。真の父母の名をもたずには、地上天国と天上天国は生じません。今日、キリスト教徒たちに、「イエス様はハナニムの愛する長子であり、息子であるにもかかわらず、どうして天国に行くことができず、楽園に行っているのですか」と聞いてみれば、答えることができません。
天上天国と地上天国は、真の父母の完成と愛の基盤を通してのみ成し遂げることができるものです。霊界に行って王国を統一するということは真の父母の使命であって、ほかの人の使命ではありません。イエス様は真の父母になることができなかったので、楽園に行っているのです。
(131-182, 1984.5.1)
堕落した世界においては、今まで真の父母の愛を受けたことがある物もなく、受けた人もなく、そのような痕跡こんせきもありません。ですから、霊界にそのような基盤ができても必要がないのです。縦的で横的な原理基準、完全に公式となっているのです。公式になっているということを知らなければなりません。自分勝手にしてはいけないのです。
(131-183, 1984.5.1)


すべての出発は、真の父母からです。あらゆるものの出発、最初は、皆さんではなく真の父母です。生きるのも、行動するのも、愛の家庭を連結するのも同様です。最初は真の父母です。これは先生の話ではなく、私たちの最初の先祖に対するハナニムの公式的な概念です。いかにして私たちの家庭を真の父母様の御家庭のようにすることができるか、それを考えなければなりません。
(277-250, 1996.4.18)
先生は、世界のためにどれほどたくさん投入したでしょうか。どれほど血と涙を流し、どれほど汗を流し、どれほどため息をついたでしょうか。私は、ご飯や出世のためにそのようにしたのではありません。地上世界、天上世界、ハナニムを解放するためです。このような人は、歴史時代において文総裁以外にはいません。真の父母以外にはいないのです。そのような背後の歴史をもっています。それは観念だけではありません。実践舞台において実際圏を形成するために、その理想基盤を築いてきたので、世界万国が粛然と頭を下げる段階にまで来たというのです。
(210-363, 1990.12.27)

 

③ 血統復帰は祝福を通して成される

すべての天の秘密は、ムン総裁が明らかにした内容でなければ解決する道がありません。ここにいる二人の人が私を紹介する時、「まことの父母になった」と言いましたが、真の父母とはいったい何ですか。真の父母はどこにいるのですか。天にいます。ハナニムが真の父母です。今日の人類、堕落した世界のすべての宗教は、ハナニムのことを「父」と言います。天地を創造されたその主人が正に父です。誰の父ですか。私の父です。私の父なのですが、父の内容の中で、何を中心として父子関係になりましたか。ハナニムの愛です。そして、ハナニムを中心として、堕落していないアダムとエバの生命が愛に連結されるのです。
堕落していないハナニムの本然の愛を中心として、私たちの本然の先祖である堕落していないアダムとエバが、ハナニムの愛に燃えて一体となるのですが、男性と女性を一つにすることができるのは、男性でもなく、女性でもありません。男性と女性を一つにするのに絶対的に必要なものは愛です。これが一つになってこそ一つになるのです。ハナニムは、絶対、唯一、永遠、不変であられるお方です。絶対的なハナニムの愛は、二つではありません。男性がもった愛と女性がもった愛は、二つではありません。一つです。それを知らなければなりません。しかし、それを知らずに生きてきたというのです。
(2000.3.3)
堕落とは何ですか。ハナニムが創造理想によって願われたハナニムの血統と直結した血筋を残し、家庭の出発から宗族、民族、国家の形成と世界の平和、地上天国をつくり、天上天国をつくるのです。地上天国と天上天国とは何ですか。ハナニムが私の体の中で生き、家庭で生き、国で生き、世界で生き、不可能なことがない無限な霊界という環境において暮らすことができる愛の家がなければなりません。私、個人というものは、個人の真の愛を中心として、ハナニムが入ってきて暮らすことができる家です。家庭は、夫婦同士であっても、男性と女性では違いがあります。極です。エデンにおいて、ハナニムが、愛で一つになったその家に入ってきて暮らすためのものが家庭です。その父と母は、万代のハナニムの血統に連結された種として実を結ぶためのハナニムの孫、孫娘だというのです。


堕落とは何ですか。ハナニムが1代ならば、アダムは2代です。3代となる血筋の孫をもつことができなかったことが堕落です。孫をもつことができなかったことが堕落です。堕落したのちに息子、娘を生んだのですか、堕落する前に息子、娘を生んだのですか。堕落したのちに息子、娘を生んだのです。それは、誰が結婚式をしてあげましたか。ハナニムと関係なく、追い出され、結婚して生んでサタンの子になったというのです。今日、60億の人類は、ハナニムの前に追放され、隠れて誤った結婚を通して生んだ血統が連結された息子、娘なので、地獄に行くのです。ハナニムと関係がありません。
(2000.3.3)
根本を知らなければなりません。それでは、滅びることがない道とは何でしょうか。万代を越えて、今日の60億人類と未来の世界まで、真の愛の血統を連結させなければなりません。変わらない血統となり、大きな木の中心の根、幹から芽まで、四方八方に伸びたすべての枝が、すべて一つの体のように感じられる血族的連結体とならなければなりません。このように連結したものが国ならば、国の天国であり、世界ならば世界の天国であり、天地ならば天地の天国になるのです。
真の父母になることができず、このようなことをすべて失ってしまったので、真の父母になることができなかった堕落した父母は偽りの父母であり、偽りの愛であり、偽りの家庭、偽りの宗族、偽りの国、偽りの世界です。ですから、滅びる運命です。世界は、どのようにすべきか分からないのです。ですから、ハナニムの救援摂理は何かというと、本然へ帰ろうということです。ですから復帰です。病気になったので、病気にならなかった本然の世界に帰らなければなりません。ハナニムの血統的因縁をどのようにして回復するのでしょうか。ですから、滅びなければならないこのような人々をほうっておくことはできません。
(2000.3.3)
真の父母とは何ですか。ハナニムの愛と生命圏と血統圏と良心圏を中心として、すべて一体となることができるのです。真の父母が定着することができるそのような位置です。これが芽となり、ここから育って世界へ枝が伸びれば、国家、世界、天地にすべて連結されるのです。それは移動するものではありません。
ハナニムは、絶対、唯一、不変、永遠なので、定着する基準も、絶対、唯一、不変、永遠でなければなりません。何をもってですか。政治力ではありません。手段をもってはできません。力をもってもできません。真の愛をもって「ため」に生きて投入すれば、より価値があるものになるのです。


真の愛を中心として「ため」に投入すれば、それは、絶対になくなることがありません。発展するのです。入力よりも出力が大きいのです。なぜですか。宇宙がそのようになっているのです。現れれば、絶えず宇宙が来てくっつきます。真の愛も、核が現れれば、来てくっつくようになっています。磁石も、鉄分があれば、鉄分の配合の度合いによって引き寄せる力が違うでしょう? 同じです。真の愛が宇宙を引き寄せるのです。
(317-269, 2000.2.28)
血統の同一性が必要なので、ハナニムの心情圏に従わざるを得ません。なぜそうなのかというと、根が違うのです。幹が違います。しかし、根が同じでなければならず、幹が同じでなければならず、芽が同じでなければなりません。そこには、絶対的な血統転換という途方もない問題が展開するのです。それは、一人ではなすことができません。真の父母がいなければなりません。
(172-55, 1988.1.7)
皆さん各自の血統的内容が違い、背後が違っているとしても、父母と似るためには接ぎ木する役事を行わなければなりません。苦しみもがきながら接ぎ木しなければなりません。接ぎ木しようとすれば、皆さん自身が残された蕩減とうげん路程をすべて清算しなければなりません。それは、父母から始めたので、父母を通して清算されなければなりません。ですから、真の父母に接ぎ木しなければならないのです。アダムは、真の父母になることができず、偽りの父母となったので、今までハナニムは、真の父母を探し求めてこられたのです。再臨時代における「新郎新婦」や「小羊の婚宴」というものも、すべて父母を取り戻すためです。
(24-203, 1969.8.10)
皆さんが血統転換式をしたのちには、完全に変わらなければなりません。もし真の父母が現れていなければ、このことが可能だったでしょうか。創世以後、いかに困難な道を歩んできたでしょうか。真の父母が現れただけでも有り難いのですが、真の父母から祝福されたということは、もっと驚くべきことなのです。その伝統とは何かというと、血統の伝統です。真の愛と真の生命と真の血統を植えた伝統になっているのです。これを常に考えなければなりません。
(216-36, 1991.3.3)
血統的転換は誰がすることでしょうか。それは、誰でもできることではありません。先生がこのことをするために、涙ぐましい十字架の道を歩んだということを知らなければなりません。このような基準があるので、皆さんは、何の功労もなく、祝福という新しい伝統を継ぐようになったのです。転換の勝利圏を立てるにおいては、数千年に及ぶハナニムの御苦労と実体を中心とした先生の苦難の生涯がありました。これを基盤として立ったところが、正に皆さんが立っている位置です。祝福されるということは、悪の血統を切ってしまい、新しく接ぎ木をすることです。接ぎ木をすることによって血統が変わるのです。
(35-178, 1970.10.13)
祝福家庭は、どのような意味をもつのでしょうか。祝福家庭を中心として見るとき、サタンは、祝福家庭を支配することができません。先生を完全に信じ、真の父母様に属したという信念をもって、いかなる国であっても立つようになるとき、サタンは、それを侵犯することができません。なぜでしょうか。父母様の心情圏を中心として、血統転換した心情圏に連結しているからです。
(149-53, 1986.11.2)


皆さんは出発が間違ったというのです。ですから、再び帰らなければなりません。帰るには帰るのですが、どこに帰るのでしょうか。原点へ帰らなければなりません。偽りの父母から始まったので、原点へ帰り、真の父母から再び始めなくてはなりません。ですから、どれほど深刻でしょうか。私が、ハナニムの愛とハナニムの生命とハナニムの血統を再び継がなくてはなりません。それで、皆さんが祝福を受ける時、血統転換式をしたでしょう? それを自分の命よりもっと信じなければなりません。
統一教会の一つの儀式だといって、それを一般宗教の儀式と同じように思ってはいけません。これは、死んだ人をよみがえらせる注射と同じです。解毒注射です。
(216-107, 1991.3.9)

 

④ 最後の目標は真の家庭理想実現

人間において、最も神聖で貴いものがまことの愛です。真の愛は、自分一人だけでは生じません。自分中心的なところでは生じません。真の愛は、相対のために、与えてまた与えて、与えたことをすべて忘れて、また与えて与えながら、一つになろうというのです。それゆえに、真の愛は、すべてのものを抱くようになります。真の愛は、私個人の所有ばかりにしてはいられません。真の愛は、相続したら、私のものであると同時に、万民のものであり、宇宙の公認のものになるのです。
ハナニムの希望は、真の愛を人間と共に成し遂げることです。ハナニムは、ご自身の息子であり、最高の被造物である人間と、心情世界で、真の愛の喜悦と幸福を永遠に共にしたいと思われます。
(294-63, 1998.6.11)
人間世界で真の愛を完成するならば、政治的にも、経済的にも、文化的にも、環境的にも、何の問題がありますか。真の愛の世界では、解決できない問題がありません。真の愛の世界は、すなわち歓喜と理想が充満した、自由と、平和と、幸福が無限に、そして永遠に広がる世界になります。今日、世界人類が抱いている難問題は、真の愛によってのみ根本的な解決が可能なのです。
(294-65, 1998.6.11)
真の愛の真の家庭は、人類の願いと同時に、ハナニムの創造目的の根本になります。このような真の家庭で輩出する、真の愛の真の人格によってのみ、真の社会、国家、世界の完成があり、すべての環境圏の創造理想が具現できるのです。私が、常に地上における真なる家庭天国を強調する理由もここにあります。真なる家庭天国がなされて、地上天国がなされるのです。真なる家庭天国で完成した真の愛の人格は、社会、国家、世界へ拡大され、不義と妥協せず、いつも「ため」に生きる真の家庭によって、調和一体を成し遂げる、真の人になるのです。
(294-65, 1998.6.11)
人間の先祖を通したハナニムの理想は、男性と女性が結合して、理想的な家庭を築くことでした。ですから、理想的な家庭の中心は、男性でもなく、女性でもありません。家庭というものは、父母と子女、夫婦の結合によって成された一つのたばですが、その結ばれた中心が正にハナニムの愛です。ハナニムの愛を中心として、家庭を完成させることがハナニムのみ旨だという結論が出てきます。
(祝福家庭と理想天国 Ⅰ-301)


家庭は、ハナニムの理想が顕現することができる起点であり、人類幸福の顕現の起点になるのです。人間としての仕事がすべて終わる位置であり、ハナニムもすべてのことを完成される位置です。家庭がなぜ良いのですか。それは父母様の愛を中心として、自由活動の基地になるためです。
(祝福家庭と理想天国 Ⅰ-930)
家庭には必ず父母がいて、妻子がいなければなりません。それでこそ、その家庭が幸福の基台になるのです。ハナニムが人類を尋ね求めてくる目的も、ハナニムご自身の幸福を模索するためだということは間違いありません。
ゆえに、ハナニムご自身が幸福の基台を尋ね求めていくためには、人間を離れた位置ではそのような理想があり得ないというのです。人間と共に関係を結んでこそ、その一致点をもたらすことができるのです。私たちが、家庭において、情緒的なすべての内容を備えた位置で幸福を感じるのと同じように、ハナニムもやはり、そのような位置で幸福を感じられるというのです。
(32-197, 1970.7.15)
父子関係の真の愛は縦的であり、夫婦の真の愛の関係は横的であり、兄弟の真の愛は前後の立場として、球形の真の愛の理想を願われたのです。すなわち、縦には上弦下弦、横には左弦右弦、前後には前弦後弦、それをすべて連結した一つの中心点で統一がなされるのです。その点が球形体の中心点になるのです。いつ四大心情圏である子女、兄弟、夫婦、父母が一体を完成するのかというと、ハナニムを中心として、人間が結婚して初愛を結ぶ位置が、すべての完成の結実点であり、中心になるのです。
したがって、結婚は天地人の合徳であり、縦横、左右、前後、全体を完成するのです。結婚は、真の子女、兄弟、夫婦、父母の理想の、そして真の愛の完成地なのです。
(259-42, 1994.3.27)
この宇宙の中心は、どこにありますか。家庭にあります。真の愛が定着することができる基地は、どこですか。皆さんが生きている、皆さんの家庭だというのです。したがって、本来の家庭は、宇宙愛を掌握して、宇宙の保護様相を体得しながら宇宙愛圏を拡大させ、家庭を越えて国家を愛する、愛国の道を行かなければならず、ひいては民族と国家を越えて、世界を愛する道に行かなければなりません。家庭を愛する人を孝子または烈女といい、国を愛する人愛国者というならば、世界を愛する人を何といいますか。その人を正に、聖人というのです。
(祝福家庭と理想天国 Ⅰ-924)


ハナニムの愛圏の中で、理想的な家庭が形成され、宗族が形成され、民族と国家が形成され、さらに拡大して、アダムの理想が実現する一つの理想的世界が形成されるはずでした。木の根、幹、葉が一つの生命に連結されているように、愛を中心として、上ではハナニムを父として侍り、下では万民と兄弟のように一つの生命体、愛の生命体と化し、ハナニムを中心とした永遠の理想世界を形成しなければならないのが、正にハナニムのみ旨から見た世界観です。
このような世界に住む人間たちには、救いが必要なく、メシヤも必要ありません。なぜなら、その世界で暮らす人間は、ハナニムの善なる息子、娘だからです。
(110-213, 1980.11.18)


 

第12巻 環太平洋摂理

 

第1章 21世紀は海洋の時代

   

1) 海は未来の人類の宝庫

 

① 海は人類の食料難解決の場

今後、私たちは世界的な基盤を築いていかなければなりません。私は、地球の73パーセントが海だということについて考えています。3分の2は海です。将来、地上から食べ物がすべてなくなってしまえば、どうしますか。海から何かをって食べなければなりません。海を中心として生きる道を模索しなければなりません。ゆえに、今からは海域を多くもった国ほど水産事業に有利で、それが少ない国ほど不利になるという結論が出てきます。
(88-179, 1976.8.10)
今後、世界の大洋資源を産業的に開発する必要があります。私は、大型漁船の製造から漁場の建設に至るまで、漁業のあらゆる方面で様々な事業体をつくってきました。未来の海は、世界の数多くの民族に食糧を供給することでしょう。ゆえに、海の開拓こそ世界人類の飢餓を終息させる望ましい方法となるはずです。
(193-324, 1989.10)
未来の資源は、すべて海底に埋まっています。地上の資源は、既にほとんど掘り尽くされていて、長くはもちません。何年ももちません。ですから、海底に埋もれている資源を発掘することが重要です。今後は、ツンドラ平原に関心をもち、それを研究していかなければなりません。今、私が関心をもっているのは、そのような未来の世界です。今後、50年ももちません。何十年後には、そのような現実が目の前に迫ってくるので、それに対して準備しなければなりません。ですから、アラスカを重要視しているのです。
(236-22, 1992.11.2)
アメリカ人は、海に食べ物がどれほど多いかを知りません。新鮮なもの、ぴちぴちと跳ねるものがどれほど多いかを知らないのです。人々は、牛の肉を好んで食べますが、「死にたくない」と言っている牛を殺せば、血が結集して凝固した肉を食べることになるのです。ですから、その肉の中には悪性の要素がたくさんしみ込んでいるのです。
(261-313, 1994.7.24)
陸地の原資材には限界がありますが、海の原資材は無限です。1匹の魚が何百万個の卵を産みます。ゆえに、海の原資材は無限です。これを人工的に孵化ふかすれば、100パーセント孵化することができます。えさや飼料などをしっかり調節さえすれば、無限な原資材を補給することができます。そのような所は海しかないので、統一教会ムン先生は海洋問題について考えているのです。
(207-218, 1990.11.11)


1年に2000万の人が飢えて死んでいます。1日で6万人です。このことにアメリカの大統領が責任をもちますか。ソ連ゴルバチョフが責任をもちますか。誰が責任をもちますか。世界の誰が責任をもつのでしょうか。まことの父母と、真の父母の兄弟たちが責任をもたなければなりません。ゆえに、海に関するものは20年間計画して、すべて準備したのです。
(217-314, 1991.6.12)
海には原資材が無限にあります。魚1匹が何百万個の卵を産むのです。これらの卵が魚たちの世界で獲らえられて食べられているのですが、これを人工的に保護すれば、原資材は常に無制限です。また今は、海水をパイプで山頂まで連結し、都市でも高層でタンクを造ることによって、いくらでも養殖できる時代です。人類が食糧問題を解決し得る道は、これしかないと察し、先生は20年間、お金を投入してこのようなことをしてきているのです。
(228-218, 1992.4.3)
今、水産事業をするのもそのためです。海には資源が無限にあります。小魚が海にいれば、すべて大きな魚に捕まって食べられますが、養殖をすれば90パーセントは育てることができます。それは無限の資源になります。今後、食糧問題を解決する方法は養殖しかありません。
(229-156, 1992.4.11)
さけは、海で暮らしていますが、淡水に上がってきて卵を産むでしょう? 養殖場をつくって、淡水魚を海水で育て、海水魚を淡水で育てることが必要です。なぜでしょうか。寄生虫のようなもの(魚に付いた病原虫)をいちいち取り除くことができないからです。寄生虫を殺すには、海水で暮らしていたものを淡水に移して1ヵ月間そのままにしておけば、すべて死んでしまうのです。それは簡単なことです。2週間で取り替えれば、いくらでもできます。それは調整が可能です。淡水魚と海水魚を取り替える方式で行うのです。ですから、陸地を中心とした牧場から得る収入とは比較になりません。ゆえに、これからの私たちの版図は無尽蔵です。
(226-342, 1992.2.9)
飼料のようなものは、いくらでも作ることができます。魚を飼料にして無尽蔵に作り出すことができるのです。今後、養殖は海岸においてのみするのではなく、海から海水をパイプで引いてきてするのです。アラスカから本土まで油を引いてきているでしょう? 何千里であっても、パイプで引いてきて海水の池を造れば、いくらでも魚を養殖することができます。卵は、無尽蔵です。魚をたくさん育てれば、食糧が増えるのです。一つの町に大きな池を一つ造れば、その町の人が、すべてそれを食べて生活することができるのです。
(294-175, 1998.6.14)


今後、養殖のために、何百マイルの距離でも太平洋の水を移すことができるでしょう。そのような時代が来ました。そのようにして、生きた魚を移していくのです。人はあまり必要ありません。全自動システムの魚のビルを造り、ボタン一つ押せば、自動的に餌も与え、また魚が大きくなれば自動的に選別してトラックに積んで輸送できるようにするのです。そのようにして食べればよい時代が来るのです。
(217-314, 1991.6.12)
養殖をすれば、数十万坪の牧場で牛を育てて売ったり、牛乳を搾って売ったりするよりも、何十倍の利益を残すことができます。今は良い時代になったので、海水をどこへでも引いていくことができます。何百里、何千里でも引いていくことができる、そのような時代が来ました。PVC(ポリ塩化ビニール)パイプさえ敷けば、水はどこにでも引いていくことができるのです。お金も多くはかかりません。太平洋の水を引いていって、大陸の谷間に養殖ビルを造り、どのような魚でも養殖することができるのです。数十階のビルを造って養殖をしたとしても、人はそこに上がっていく必要はありません。座ったままで、すべてが見えるようになっています。ボタン一つ押せば自動的に餌も与え、大きくなったものは自動的に選別されて降りてくるように造り、何でもできるようになりました。
(206-348, 1990.10.14)
ツナ(tuna:まぐろ)、ストライプト・バス(Striped bass:しまのあるすずき)、サーモン(salmon:鮭)、クロウカー(croaker:にべ)、フラウンダー(flounder:かれい)など、高価な魚の品目を季節別に知っておけば、海の魚が西海岸から南海岸、南から北へと行ったり来たりする、その季節に合わせて、1年に12ヵ月、それらの魚を獲り、生計を立てていくことができるので、経済的問題も解決します。
今回、ひらめと、にべを54匹釣りましたが、先生が半分を釣り、残りは十数人の人が釣りました。ですから、どのように釣るのか、その秘訣ひけつを教えてあげるのです。今後、栄えるか滅びるかという運命を左右する、世界の経済基盤が水産事業にあると察しているのに、趣味や遊びでやるだろうかというのです。私がそれを教えてあげると、みなおもしろがってするのです。「先生のおっしゃったとおりだ」と言うのです。そのようにならざるを得ません。
(128-226, 1983.6.27)
陸地で暮らす生き物と、海で暮らす生き物を比較した場合、その数はどちらが多いでしょうか。地球ぼしには約40億の人類が暮らしていますが、海には数百億の生き物が暮らしていることでしょう。また、海とはどのようなものでしょうか。東洋にある太平洋の水が大西洋へ行き、大西洋の水が北海へ行き、五大洋が互いに連結しています。そのように見れば、私たちが暮らしているこの地も連結しているのです。陸地は平面的に連結していますが、海は円形的に連結しています。太平洋の水が、大西洋にも行き、地中海にも行き、どこにでも行きます。このように生動せいどうしながら、一つの動きによって全体が連結しているという結論が出てくるのです。
(128-246, 1983.8.28)


私はアメリカで世界的な水産事業をしていますが、漁船を造る工場としては、私たちの工場がアメリカで最も有名です。今後、陸地の資源が必要な時代は過ぎ去っていきます。水中資源を誰が世界的に管理するか、そのような技術を誰がもつか、それによって世界を支配することのできる、新しい時代が来ます。海は、無限な原料の根本地です。今後、海の魚を獲って食べる時代は過ぎ去ります。海の農業、海の養殖をしなければなりません。
(126-201, 1983.4.19)
文総裁は、70歳を超えましたが、アラスカに行ってキング・サーモン(king Salmon)について研究しています。キング・サーモンはサケ科の魚ですが、五つの種類があります。魚の中で最高の魚です。ところで、これは卵を産んでしまうと死にます。もちろん子孫のためにハナニムがそのようにしたのでしょうが、今は、人工的にその稚魚に餌を与え、死なないようにすることができる時代になりました。このキング・サーモン、鮭たちが死なずに、毎年、海に行って戻ってきてから卵を産むようになれば、鮭たちが人類を生かすことができる食糧の中の食糧になるはずです。こんなにも便利な食糧はありません。ツナ(tuna:まぐろ)の刺身など問題になりません。それほどキング・サーモンは、おいしいのです。
(233-50, 1992.7.20)
先生はツナに着眼し、今後、人類の食糧問題に対処しようとしています。ツナを大量に育てて海に放流するのです。2ヵ月だけ飼育してやれば、ツナは速いので絶対に捕まって食べられることはありません。普通、ツナの平均速度は、35マイルです。速く泳ぐ場合は、120マイルで泳ぎます。海で最も速い魚です。これがいかに格好が良いかというと、泳いでいく時には背びれをぐっとたたみます。むなびれをさっと広げれば、ほかの魚がぱっと引っ掛かります。魚雷のようになっています。爆弾のようになっています。ツナは、五大洋を舞台にして生きている魚です。これを無尽蔵に産卵させて海に放流すれば、人類の食糧問題が解決し、公害問題が解決すると考えています。それで、私は、これを開発しているのです。
(126-201, 1983.4.19)
地球の3分の1は陸地で、3分の2は海だということを知っているでしょう? 人間は、海に生息するすべてのものを食べることができます。草も、海の草(海草)は大概のものが食べられます。しかし、陸地の草や木は、すべてを食べることはできません。海には、陸地にいるものがすべています。海の牛もいるし、海の馬もいます。また、海のライオンや、海のとらや、海の蛇など、あらゆるものがいます。また、魚の種類は、どれほど多いでしょうか。白人は、陸地の肉を食べ、海の魚は「においがする」と言って食べようとはしません。最近になってアメリカ人は、「いやあ、フィッシュ(fish:魚)が良いそうだ。魚はすべての蛋白たんぱく質をもっているので、肉より良いそうだ」と言っているのです。「自然食品が良い。長生きしよう」と言っているのです。ですから、海はいかに豊かでしょうか。いかに富にあふれた所でしょうか。女性がツナを1匹釣れば、1年食べて暮らしても余ることでしょう。
(108-214, 1980.10.16)


魚を養殖すれば、一家の暮らしは、簡単です。200坪あれば、一家で食べて暮らすことができます。魚をたくさん育てれば食糧になります。また、魚にはどれくらい多くの栄養があるでしょうか。蛋白質が優れているのです。ですから、すべての食糧問題を解決することができるのです。海でぴちぴち跳ねていた魚が私たちの工場に入れば、10分以内でパウダーになります。魚は10分を超えると温度差によって腐ってしまいます。バクテリアによって腐っていくのです。ですから、短時間のうちに処理できるようにするのが技術です。これ(フィッシュ・パウダー)は上質の蛋白質です。86パーセントから94パーセントが蛋白質です。完全な上質蛋白質です。また、そのパーセントを加減すれば、飼料のようなものをいくらでも作ることができます。それゆえ魚を、飼料として無尽蔵に育て上げることができるのです。
(294-175, 1998.6.14)
海は、原料市場の中で3分の2を占める世界の宝庫です。間違いないでしょう? 海の中にはダイヤモンドの鉱山があるでしょうか、ないでしょうか。陸地の2倍以上はあります。ハナニムのみ旨の中で、私がハナニムの復帰摂理をしているので、2倍以上はあると思っています。それから、海には海草があり、魚がいます。これらがすべて食糧になります。海草が生えている面積は、この陸地面積の2倍ほどになります。そこにまた、無数の魚がいます。このような考えをする人が、そこに関心をもたないでしょうか。陸地よりも、もっと多くの関心をもつはずです。魚を獲って売るでしょうし、原料をすべて運搬しなければなりません。ですから、陸・海・空の運搬路を掌握するつもりです。
(89-28, 1976.3.2)

 

② 海底開発、無限な資源がそこにある

海は、本当に神秘的で、無限なる宝庫の内容をもっていることを知らなければなりません。
(128-254, 1983.8.28)
海を好きにならなければなりません。開拓しなければなりません。陸地の3倍もある海を無視することはできません。今後、誰が海底に眠っている水産資源を開発するのでしょうか。地上には金銀、石油があるといいますが、海は陸地の3倍あるので、その3倍が埋まっているのです。
今から、その開発に着手しなければなりません。ゆえに、統一教会員は、家を売ろうと何をしようと、どのようなことをしてでも水域を確保しなさいというのです。海岸の土地は、安いのです。島のような、そのまま主人として振る舞えるような所がいくらでもあるのです。そこに水産事業の基地をつくれば、その基地に数百隻の船が来るのです。国の検問所をつくれば、魚にも税金をかけることができ、いくらでも生きていく方法を見つけることができます。そのような希望があるのです。
(294-172, 1998.6.4)
地球の金銀財宝の多くは、海底にあります。海の中にたくさんあるのです。先生は、そこに関心があります。ほかの人が手をつけたものは欲しくありません。海底のすべての金銀財宝を、いくらでも掘り出すことができるのです。最近は科学が発達したので、島から海の底に何里もの穴を開けて、なんでもできるのです。ですから、海を誰がつかむのか、これが問題です。
(263-18, 1994.8.16)


「海洋鉱山を掘らなくてはならない」。私はそのようなことを考えています。皆さんができなければ、私が先頭に立ってしようと思っています。私が連れていって掘るのです。
(119-256, 1982.9.13)
海に行ってみると、海は単調です。しかし、その内容は、どれほど複雑か分かりません。また、資源的に見ても、陸地よりも多くの資源をもっています。そこには、無尽蔵の宝があります。そこには、人間の好きなあらゆる宝物が埋もれています。
このような海を所有しようとすれば、何が必要でしょうか。アメリカの開拓時代に、西部の鉱山を見つけるために危険を顧みずに冒険したことを考えてみてください。その時、冒険的で勇猛だった人にそれを所有できる特権があったように、冒険の山を何度も越えていかなくては宝物を手に入れることはできません。今までは、船が行ったり来たりするための航路を手に入れる争いをしてきましたが、海の中のものを所有するための闘争は、しなかったのです。
(128-246, 1983.8.28)
今後、海の主人になる人は、誰でしょうか。地球に大変動が発生すれば、海の中に陸地が発生し、陸地が海になるかもしれません。太平洋の真ん中にアメリカよりも大きな陸地が生まれれば、その土地は、誰の土地になるのでしょうか。そのようにならないとは言い切れません。いつそのようになるかは誰も知りません。海の底だからといって火山脈がないわけではありません。それで、「世界の200海里以内はどこも私のものだ」と主張する人がいればよいのでしょうが、そのような人はいません。しかし、間違いなくその時が来るはずです。海を中心として闘う時代が来るのです。その時に海を所有できる人は、勇猛で、開拓精神がなければなりません。そうでなくては海の主人になることはできません。
(128-246, 1983.8.28)
既に陸地は人でいっぱいなので、船を造って海に出ていくのです。将来、遠からず海で暮らす時代がやって来ます。では、私たちは、海で何をしなければならないのでしょうか。世界の海洋基地で、統一教会の男性ムーニーたちが暮らすのです。これさえつかめば、現在の世界におけるすべての文化を思いどおりにすることができます。男性ムーニーたちが海岸に集まり、世界の海岸をすべて買うのです。私たちが所有するのです。
(116-326, 1982.1.2)
これからの世界を指導することができる人は、海を守ることができる人です。人類が海底の宝物に対して、自分たちのあらゆる権力と文化的背景、そして伝統と国力を投入して開発をしていく時代が来ます。それを開発するためには、誰が先に海洋地域を占領するのかという問題がかぎとなります。このような問題に直面する中で、統一教会の教主として、あるいはまことの父母の名をもった歴史的な責任者として、今後、統一教会がとどまることができる基地として、どのような場所を残してあげるのでしょうか。それは都心地ではなく海岸です。海岸において、あえて誰も考えもしないようなことをするのです。アメリカはすべての水産事業から手を引きました。


しかし、私は、今後世界がどのように展開していくかを知っているので、困難でもそのことを続けていくのです。歴史が進んでいく方向の始めから終わりまで、広く大きな高速道路を築くことはできなくても、小道だけでも築いておかなければならないと思っているので、一人、海でその訓練をしているのです。
(220-11, 1991.10.13)
一つ学び、二つ学び、三つ学び、四つ学び、五つ学び、六つ学んだとしても、もっと学ぼうとしなければなりません。それが公式です。一つのことは一つの公式を中心として編成されているので、多くの公式を知っている人は、闘いにおいて勝利するのです。海に行って釣りをしても、ほかの人よりもたくさん釣りますが、それは魚がどこにいるのかを知っているからです。多くの経験があるからです。ゆえに、経験を積んだ人には負けます。経験のある人には負けるのです。
先生は今、一人でどこへ行っても心配ありません。釣り道具がなければ、釣り道具も作れます。そのような自信をもとうとすれば経験が必要です。今後、海に関心をもつようになる舞台において、海に対する関心をもっている人と、もっていない人を見れば、もっていない人は必ず後退します。完全に負けるのです。
(146-251, 1986.7.1)

 

③ 未来は水中時代、海の空間を開拓する

先生は、未来世界を準備しています。私は、海が好きでそのようにするのではありません。海にいるのは大変です。最初は、1週間も行ってくれば、ひざの後ろがいつもずきずき痛んで大変でした。それでも、胸の内では、「すべきことがたくさんあるので、年のことを嘆かずに行かなければならない。ヒマラヤを越えていく子馬のようにならなければならない」と思いました。そうであるのに、どうして休むことができますか。
私が、なぜ海に関心をもっているのかが分かりますか。将来、私たち人類が行くべき平和の道を開くための鍵が、そこにあるのです。幸せに暮らそうというのです。何をして幸せに暮らすのでしょうか。どのようにすることが幸せに暮らすことでしょうか。1日に3食、ご飯をおいしく食べれば、それが幸せに暮らすことでしょうか。何が幸せに暮らすことですか。健康な食事をし、健康な生活をし、健康な一生を送ることが幸せに暮らすことです。そして、世界を舞台にして自分の望むとおりに暮らすことです。そのような基盤を、すべて先生が築いたのではないですか。
(189-295, 1989.6.17)
今後、誰が海洋世界を所有するのかが問題です。これからは宇宙時代です。空中の世界も海の世界も同じです。そのような海を所有し、冒険することができる人は、宇宙時代に入って大移動を起こすのです。もう、そのような時代に入ってきました。さっと服だけ着て、酸素だけで1ヵ月間、生活することができる時代に入っていきます。